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中央ステージのイベントは常に盛況を博していた。

 近年、多くのアニメの聖地が集中する地域になった埼玉県。そんな埼玉県を日本一のアニメの聖地にしようと目論むイベント「アニメ・マンガまつりin埼玉(アニ玉祭)」が10月19日、20日の2日間にわたって大宮ソニックシティで開催された。

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公式キャラが「そに子」なのは、会場が“ソニックシティ”だから。

 このイベントは地域のイベントらしく多くの部分が入場無料(主催の埼玉県、太っ腹!)、トークありアニメ上映あり、物販ありのイベントである。うち、19日には「アニメ・マンガの聖地サミット in 埼玉」というタイトルで、埼玉の地域巡礼に関わる講演・トークセッションが開催されると聞き、さっそく現地に駆けつけた。

 このサミットの中で、特に注目したのは、聖地巡礼の研究で知られる北海道大学教授の山村高淑氏と、埼玉県観光課時代に聖地巡礼のアピールで知られた島田邦弘氏(現・神川町副町長)のトークセッションだ。このトークは、山村氏がお題を提出しながら島田氏が自己の経験を語っていく形式で進行した。

 今や聖地巡礼は全国に広がり、勝ち負けも出てきている。また、作品の人気に大きく依存し「テレビ放映が終わってしまったので、打つ手がない」と、こぼす自治体もある。そうした現状の問題についても、経験に基づくなんらかのコメントがあるのではないかと考えられたのだが……。しかし、予想に反して、そうした話はほとんどなかった。当然である。会場には朝10時30分からの開催だったにも関わらず、100名近くの観客が詰めかけていた。その中には関係者がいっぱいである。少々、会話が奥歯にモノが挟まったようなものになってしまうのは、しようがない。

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午後の部ではさらに「本音」トークも続いた。

 そうした中で、一つだけ目の覚めたエピソードは、島田氏が『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下、『あの花』)のアニメ放送中に、本作の製作元であるアニプレックスに埼玉県のキャラやゆかりのあるものを登場させてほしいと依頼したエピソードだ。島田氏の依頼に対する返答は「うちは、地域振興アニメはつくりたくない。作品の中にそれとなく登場してファンが行きたくなるような出し方をしたい」というものだった。その結果、登場人物が買い物をするシーンで、埼玉県のゆるキャラである「コバトン」がしれっと描かれることになったのである。マンガ・アニメなどのコンテンツを用いた地域振興が成功するために必要なのは、まさにこの部分だ。あまりに押しつけがましく、名所を登場させたり、地域の特産品をアピールしたりすれば、かえってユーザーは離れてしまう。ユーザーに宝探しをしてもらう感覚こそが聖地巡礼を成功させる重要な要素なのだ。

 かくて、埼玉県では多くの「聖地」が成功を掴むに至っている。来場していた聖地巡礼プロデューサーの柿崎俊道氏は、聖地巡礼がもたらした効果を次のように語る。

「聖地巡礼の効果が高いのは、これまで観光地ではあったけれど、いまいち注目されていなかった地域です。たとえば、(アニメ『ヤマノススメ』の舞台となった)飯能市などは聖地として注目されたことをきっかけに、観光客も増えて地元の人々も盛り上がっているんです」

 マンガ・アニメは単なるきっかけ。そこからどのように発展していくかは、やっぱり地元のやる気に関わっているようだ。

アニ玉祭で“勝ち負け”が明らかに!? 聖地巡礼による“町おこし”で大切なことのページです。おたぽるは、アニメアニメ業界事情イベント情報・レポあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。アニ玉祭スーパーそに子の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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