中日ドラゴンズのGM・落合博満の息子で、タレントの落合福嗣が、現在、声優として、大手声優事務所・青二プロダクションに所属していることがわかった。

 福嗣は、無類のアニメ、ゲーム好きとしても知られ、親子ともども『ガンダム』ファンであることを公言したり、2010年にゲーム『龍が如く4』に本人のそっくりさん役として出演、2014年には『ファイナルファンタジー14』の公式イベントに登場するなど、マルチタレントとして活躍している。

また、2013年には、在籍していたアミューズメントメディア総合学校の声優タレント学科の学生を中心に結成されたグループ「NOAH」のメンバーとして、テレビドラマ『猫侍』の主題歌を歌ったことも話題となった。

 そんな福嗣が、とうとうプロの声優になったのではないかと、ネット上で注目を集めた。きっかけは、今月17日、青二プロダクションに所属する俳優・桐本琢也が「事務所で大型(体格も)新人に会う。あの野球人・落合博満さんの息子さん落合福嗣君。

子供の頃をテレビでよく観たけどこんなに大きく成ってたんだな。お父さんみたくレジェンドな人・声優に成ってもらいたい。デカい好青年とチッこい老青年で記念写真。」(桐本のツイートより引用)と、福嗣とのツーショット写真と共にツイートしたことだった。

桐本が“事務所の新人”と呼んでいることから、福嗣が青二プロダクションに所属したと、噂になった。

 福嗣の事務所入りの真偽について、当編集部が青二プロダクションに問い合わせたところ、電話に出た担当者によれば、落合福嗣は今年の4月から同社のジュニア所属(本所属の前の仮所属)となっており、そのことは公式ホームページにも記載されている、という旨の回答を得た。

 先の噂が持ち上がったところ、ネット上では、福嗣の父親が偉大な野球選手であることから「好きなことをして暮らせる勝ち組み人生」「俺もこんな風に生きたかった」と羨む声とともに「声優は金持ちの道楽」「一般人は声優なんて目指せないよ」といった二極端な声も挙がる。

また「親の七光り」「結局声優はコネなのか」といった声優としての実力を疑う声がある一方、「青二はコネだけでは所属できないだろ」「落合の息子の肩書は声優業界で役に立つとは思えないから実力」と、その実力に期待する声も上がっていた。

 幼少期から数々の“フクシ伝説”を築き上げてきた落合福嗣。声優業界でも新たな“伝説”を作れるのか、今後さらに注目だ。