しばしの休養を経て、再び作品のリリースを始めた、サークル・メランコルさん。シチュエーションからなにから、すべてが上級者向け。もしも、まだ特殊形エロに慣れていない人が見れば、完全に性癖がとんでもない方向に向かう……そんな作品を次々と生み出しているサークルです。
さて、この作品は同タイトルの作品の第二弾。とはいえ、世界観的な繋がりはあるものの、これ単体でも楽しめるので問題ありません。
世界観は、難しいようでごく単純。少女というものが少なくなった近未来。権力者や資産家は「組織」を結成して、男を女体化し美少女にして性の玩具にしているのです。
今回、そんな女体化の餌食になるのは不慮の事故や、自殺、病で死に直面した男たち。もはや、この世には存在しないことにされた上で、女体化。そして、過激な機械を用いた責めを味あわされるのです。
サンプル画像を見ての通り、メランコルさんの世界観を象徴するのは、独特の「塗り」。
肌質や背景のすべてが、おどろおどろしい世界観を構成します。でも、一度でも触れてしまえば「この世界の住人になりたい!」「もちろん、女体化されるほうで!」となるのは確実。
なにせ、物語中で描かれる狂喜の絶頂感は決して味わえるものではないでしょうから。
そんな作品ですが、今回の作品説明にはこんな段落が。
今回は前半・中盤の「心は普通に男のままな少女達が、再三繰り返される快楽攻めの嵐によって、次第に男としてのアイデンティティを喪失していって・・・」という部分の描写に尺を割いてるので、ハードな肉体拡張などの描写はラストに少しある程度だから今までの作品より幾分、ハードなの苦手な人でも楽しんでもらえるかな・・・と思いつつ、でもやっぱり基本ハードなのが苦手な方は一応回避したほうがいいかも
なんと、間口を広げるためにソフトにしたという。とすると、上級者には物足りなくなるのでは……なんて心配も。でも、そんなことはありません。メランコルさんのウリである、過激な責め。
その象徴である子宮脱姦もちゃんと描かれています。子宮姦ではありません。子宮が外に引きずり出されて性器のようにされて、責められる子宮脱姦です。いったい、どんな快感なのか、これは……?
さらに、ダークサイドなエンドもより研ぎ澄まされています。とりわけ、哀れなヒロインの一人を待っているのは死よりも悲惨な快楽の世界。ああ、でも……こんな快楽の世界に一度は行きたいですよね!?
(文=昼間 たかし)
『強制女体化機械姦2』
ページ数:画像15枚+α
サークル:メランコル