子宮は性器じゃないって知っていましたか?
常識人にとっては当たり前のことかも知れません。でも、『女体化絶頂トラップダンジョン』は、性器ではないハズの子宮を徹底的に弄んだりするハイレベルな作品。しかも、子宮を弄ばれるのが女体化した男だったら、どうなっちゃうんでしょう。
<どうなっちゃうんでしょう>というのは、読者のほうを心配しているのです。
物語の冒頭は、こんな感じです。
レベル16の新米勇者ロゼリオ、
そして魔法教会育ちで「勇者のお供」にずっと憧れていた聖魔法使いのユーリ(レベル14)、
危なっかしい彼らのお守り役として同行を申し出たレベル22剣士のアレクシア。
全員、装備が「女性用のもの」に変じていて、しかしそう、変性したのは装備だけではありません。
肉体そのものが、なんと女体化してしまっていたのです。
「あわわわ・・・ど、どうしよう!?」
暗転してる間にダンジョンの入り口は閉ざされ、どうやら攻略しなければ脱出できない仕様です。
「と、とにかく先に進むしか無いだろ・・・ちゃちゃっと攻略して、お宝頂いて、男の身体に戻って帰るんだ!」
勿論、無事に攻略して脱出・・・なんて展開になるはずもありません。
十分に女体化してしまった戸惑いを描いた後に、離ればなれになった3人は触手たちの餌であり、苗床にされてしまうのです。
触手に犯される女体が発する魔力を貪られ、子種を植えつけられて、出産へ至る肉体。快感は単に触手に穴を犯されたり、熱い液体をぶっかけられるだけには止まりません。極めてハイレベルなのです。
筋組織の塊とも呼べる触手達は
いとも容易く子宮口をひしゃげさせ、
子を孕む袋の内側へと侵入を果たす
触手が侵入するのは、子宮だけじゃありません。脳にも侵入し多幸感を与えたり、全身をスライムで包み込み、内から外からの刺激……。
男だったのに女の快感を、人間以上のもので味わえば、脳は焼き切れて出産も快感です。
見事な文章に、独特の塗りの絵が興奮をかきたてます。
……が、物語はそれで終わりではありません。HPがゼロになった3人。でも復活する場所はダンジョンの中……そう、無限のループ地獄。それもHPが0になって復活するたびに、肉体は触手の苗床仕様になってというワケ。
女のカラダは前後の穴はぽっかりと開くし、子宮も卵巣も、外にひき吊り出されて犯されて種付けされて、出産です。
母乳から小便まで噴き出しながらのエロかグロかの境界をも吹き飛ばす強烈な文章と絵。
日々、女体化されてメチャメチャになりたいと思っているところまで、脳をメス化している人は、きっと新たな願望を持つでしょう。
「触手の苗床になりたい!!!!!」……そんな、新たな世界を教えてくれる。確実に人生を変える作品です。
(文=昼間 たかし)
『女体化絶頂トラップダンジョン』
ページ数:画像15枚+α
サークル:メランコル