ここ数年、芸能人の不倫ネタが世間を騒がせているが、2018年になってもその流れに変化はないようだ。
今年に入って1月19日には小室哲哉の不倫が報道された。小室哲哉は騒動のけじめとして、まさかの引退宣言をするなど世間に波紋を呼んだのは記憶に新しい。
月末にはイケメン力士と名を馳せた立浪親方(元・旭豊)の不倫報道もあった。不倫報道に対して、個人の問題だという報道の是非が問われているものの、世間が注目するテーマであることにはまちがいなさそうだ。
さて、そんな不倫……というか性的な秘密関係についてをテーマにしたエロマンガがDMMにて好調だ。その名も『彼女の雌顔』である。
この作品はタイトルの通り、女性が「雌」になる瞬間を切り取った全10話からなる物語なのだ。
例えば、『特別残業』はバイト先の店長に特別残業と称して身体を許すことで報酬を得る人妻の話で、『おとなの時間』は酔いつぶれてしまった妹を尻目にその彼氏と一夜限りの肉体関係を持つ姉の話、そして『水原さんの愛されメイク』は社内では評判が高いけど実は欲求不満でセックスに飢えているOLの話だ。どれも女性…というよりも秘密裏に「雌」になる瞬間の物語なのだ。
とある調査で「旦那・彼氏には言えない秘密がある」という質問に対して、女性の80%が「Yes」と答えたという結果が出たらしい。この全てが不倫や浮気ということでもないだろうが、多くは異性絡みとみてまちがいらしい。
相手と秘密の関係に陥る、というのはそれだけでも興奮するものだ。だからより、お互いを求めあって濃いセックスをして、さらに関係を深めてしまうのである。『彼女の雌顔』は全話に秘密の関係から生まれる、淫靡さが漂い、そこに溺れてセックスに溺れてしまう男女がていねいに描かれる。しかもその全てのオチに、ハッピーエンドとはいかないまでも、ふたりの関係にある種の発展、もしくは可能性を秘めたものを用意している。『彼女の雌顔』の中では、セックスというものがひとつの娯楽であり、生きていく上での必要条件として描かれる。だからこそ、女性が「雌」になるのだ。
どの話も、張りのあってツンとしたおっぱいを持ち、よくオマンコを濡らす女の子ばかりだ。そんな女の子たちが様々な事情を持ち、秘密のセックスをしてくれる。自分の前だけ「雌」になってくれる。しかも10話も。個人的には、エロマンガには珍しく(?)、女子プロレスラーを主人公とした『You got me』が好きだ。もうこれは抜く以外の選択肢はないのではなかろうか。
【ダウンロードはこちらから!】
『彼女の雌顔』
ページ数:198ページ
筆者:三上キャノン
出版社:エンジェル出版☆