アダルトビデオ好きには気になる研究が報告されている。頻繁にポルノを見る男性に勃起不全の傾向があることが指摘されているのだ。

■過度なポルノ観賞が性的機能不全につながる?
男性の4%が現実のセックスよりもオナニーのほうが性的満足を得られているという数字が、最近の統計から明らかになっている。「おたぽる@HENTAI!!」の読者からすれば、むしろ少ないと思われるかもしれないが(!?)、この数字の出所となった研究が実に気になる内容だったのだ。
先日開催された今回で112回目を数える米国泌尿器科学会(American Urological Association:AUA)において、 サンディエゴ海軍医療センターのマチュー・クリストマン医師らのチームが行なった研究が発表されている。
研究では、軍属の男女に対し、ポルノ観賞の習慣と長期的な性的健康の関係を探る調査が行なわれた。20歳から40歳の312人の軍属の男性(ほとんどが白人で既婚者で異性愛者)を調査したところ、約20%がポルノを週に3回から5回見ており、4%がパートナーとの性行為よりもマスターベーションの方を好むと回答している。
今回の研究ではさらに気になる報告があり、ポルノを過度に見ている男性のグループには、実際の性行為において勃起障害などの性的機能不全が多く現れる傾向が浮き彫りになった。
20歳から40歳という年齢層では性的機能不全の症状は少ないのだが、それらの人々に過度なポルノ観賞の習慣が高い確率で見られたということだ。これによって、研究チームは過度なポルノ観賞と性的機能不全に関係があると結論づけている。