花巻太郎先生の作品が読めるのは「おたぽる@HENTAI!!」だけ!

「じゃあな」

 今度こそ、部屋を後にした。

 マンションから出て、タクシーに乗り込み、エンジンをかけて、アクセルを踏んだ。

「ギャハハ! マジうける!」

 ラジオから、ダレノカレの馬鹿笑いが聞こえてくる。全裸で四つん這いになった姿を思い出すと、チンコが少し反応した。あれだけ、よがり泣いていたんだ。オレのチンコが欲しくなったら、すぐに連絡してくるに違いない。そう思いながら、赤信号で停車した。

 信号機が揺れる。また地震だ。先程よりも大きいかもしれない。

「イヤッ! また地震?」

 ラジオのダレノカレも驚いている。セックスの時の従順な態度は好きだが、普段の言葉遣いの悪さには、やはり腹が立つ。

 青信号になった。

「もう、超やなんだけど、ココちゃん大丈夫かな? 心配」

 ダレノカレはまだ騒いでいる。うるさい女だ。別の番組に変えようと、ダイヤルに手を伸ばしたところで、オレはようやく、おかしなことに気付いて、タクシーを路肩に停め、ラジオの音量を上げた。この番組は、収録放送のはずだ。それなのに何故、ダレノカレは、地震の話をしたんだ?

「ココちゃんといえばさ、前は、家に帰るとすぐに抱きついてきたのに、最近は、抱きついてくる前に、ちょっと間を置いて、私の顔をジッと観察してくるんだよね」

 その言葉で、オレは、ダレノカレと一緒に部屋に入った時のことを思い出した。白猫は、ダレノカレの顔を見つめ、そして逃げて行った。まるで、自分の主人ではないと判断したように。

 ラジオのダレノカレは続ける。

「そういえば、最近、部屋の中の物の配置が、微妙に変わってたりするんだよね。ホルターガイストってやつかな? あれ、違う、ポルターガイスト? どっちでもいいけど、ちょっと怖いんだよね」

 その声を聞きながら、オレは後ろを振り返った。ダレノカレの部屋の灯りは消えていた。あれは、一体、何者だったのだろうか? ダレノカレ本人でないことは確かだ。本人は今、ラジオ出演しているのだから。

 あれは、憧れの気持ちが強くなりすぎてしまった挙げ句、ダレノカレになりすますことを楽しんでいる熱烈な信奉者なのだろうか?

 あるいは……。

 ダレノカレを拾った場所を思い出して、オレは背筋が冷たくなった。
(了)

●花巻太郎
1990年滋賀県生まれ。蠍座。AB型。
小学3年時、父親の隠し書架から団鬼六先生の壮大なコレクションを発見。
18歳時。上京。
19歳時。万馬券を当て、吉原へ。吉原年齢23歳、実年齢38歳の熟女嬢を相手に童貞喪失。
22歳時。某アダルトゲームメーカーに就職。
25歳時。同人誌『愛奴隷・長作まさみ 凌辱日記』が、おたぽる編集長の目にとまり現在に至る。
ペンネームは、団先生の初期ペンネーム・花巻京太郎に由来。

【アイドル妄想ぺろぺろ劇場14】実はドMだった“生意気ハーフタレント”ダレノカレ●美が俺の足の指をぺろぺろのページです。おたぽるは、その他の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

PICK UP ギャラリー

18歳未満閲覧禁止!!

ここから先のコンテンツには、Hでド変態な成人向けなコンテンツが含まれているから、18歳未満の方は閲覧しないでくださいね。

18歳以上のあなたは「進む」を選んで、楽しんでね。