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 ハァ、ハァ、と2人して肩で息をしていると、床に落ちている末広のスマホが鳴った。末広は這うようにしてそれを拾い、「もしもし?」と疲れ切った声で応じ、「まだエレベーターの中」と言った途端、エレベーターが一瞬、ガタンと大きく揺れたかと思うと、まるで何事もなかったかのように、28階に向かって上昇を始めた。

「ちょ、ちょっと待って」

 慌てた声を出し、会話を一旦やめて、急いで服を着始めた末広を見て、オレも我に返り、床に落ちたパンツとジーンズを急いで穿いた。

 末広がショートパンツを穿き終わる前に、エレベーターは28階に到着して、ドアが開いてしまった。目の前に、帽子を目深に被り、マスクをした大柄な男が立ち、

「もしもし?」と、スマホに向かって喋り、その声が末広のスマホから小さく漏れ聞こえた。

「涼子? 何して……」

 男はスマホを耳から下ろし、パンツ姿の末広を見て一瞬、言葉を失うと、

「こいつに何かされたのか?」と、オレを見て、怒声を上げた。末広がショートパンツを穿きながら無言で頷くと、

「テメェ、こっち来い!」

 男は電光石火の速さで、オレの首に腕を巻き付けたかと思うと、そのままエレベーターの外へと引っ張り出し、廊下を歩き始めた。

「やめろ!」

 抵抗しようにも、男の筋肉質の逞しい腕がガッチリと首に決まり、逃れられなかった。

「騒ぎになると、まずいよ」

 背後から、怯えたような末広の声が聞こえてきた。

 男は、オレの部屋の隣の部屋のドアの前で立ち止まり、ドアを開け、オレを押し込むと、

「テメェ、誰の女に手ェ、出したか、わかってんだろうな?」

 帽子とマスクを外した。それは、15年前に末広と一緒にクラブにいた男、指名手配されている、元・東京連合の男だった。
(了)

●花巻太郎
1990年滋賀県生まれ。蠍座。AB型。
小学3年時、父親の隠し書架から団鬼六先生の壮大なコレクションを発見。
18歳時。上京。
19歳時。万馬券を当て、吉原へ。吉原年齢23歳、実年齢38歳の熟女嬢を相手に童貞喪失。
22歳時。某アダルトゲームメーカーに就職。
25歳時。同人誌『愛奴隷・長作まさみ 凌辱日記』が、おたぽる編集長の目にとまり現在に至る。
ペンネームは、団先生の初期ペンネーム・花巻京太郎に由来。

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