オレのチンポは根本まで、香純ちゃんの膣に包み込まれ、先っぽが子宮に当たるのが感じられた。香純ちゃんは、いわゆるミミズ千匹の名器の持ち主で、ぬめるように絡みついて圧迫してくる膣壁の気持ち良さに、オレは失神寸前になった。乳首がビンビンに勃起している香純ちゃんの胸を揉むことで、どうにか意識が保てた。
「乳首、つねって」
そう言いながら、香純ちゃんは腰を大きくグラインドさせる。乳首をつねったり、引っ張ったりしてやると、
「ああ! イイ! ダメ、イッちゃう、イク、イクゥ~!」
香純ちゃんはハメ潮を、オレのお腹の上に巻き散らしながら、大絶叫する。それと同時に、膣の中のうねりと圧迫感も増し、あまりの気持ち良さにオレの下半身は小刻みに痙攣し始めた。
「香純ちゃん、オレもイッちゃいそうだよ」
「いこう! 一緒にいこう! 中にいっぱい出して!」
香純ちゃんが腰の振りをさらに激しくすると、ハメ潮がジョバジョバと勢いよく顔にまで飛んできた。
「ああ、イ、イ、イクゥ~~!」
あまりの気持ち良さに意識が遠のき、香純ちゃんの大絶叫すらも、遠くから聞こえてくるように感じた。そして、香純ちゃんの中に大量放出すると、一気に、虚脱感に襲われた。
「ハァ、ハァ、もうダメ」
腰砕けになり、倒れかかってきた香純ちゃんの頭を、オレは優しく撫でた。
VR動画の電源を切り、ヘッドセットを外すと、高級デリヘル嬢のカスミは、荒い息を吐きながら、オレの顔を見つめていた。店のサイトで“有○香純に激似”と謳っているのが、それほど誇張とも思えないほどに、顔立ちもスタイルも香純ちゃんにソックリだ。
「お客さん、満足した?」
オレの胸に顎を乗せ、潤んだ瞳で見つめてくるカスミに、オレは頷いてみせた。確かにオレは、カスミの身体やテクニックにも、VR企画第2弾「有本香純~ホテル密会篇~」の自分専用のAVバージョンの出来にも満足していた。
(了)
●花巻太郎
1990年滋賀県生まれ。蠍座。AB型。
小学3年時、父親の隠し書架から団鬼六先生の壮大なコレクションを発見。
18歳時。上京。
19歳時。万馬券を当て、吉原へ。吉原年齢23歳、実年齢38歳の熟女嬢を相手に童貞喪失。
22歳時。某アダルトゲームメーカーに就職。
25歳時。同人誌『愛奴隷・長作まさみ 凌辱日記』が、おたぽる編集長の目にとまり現在に至る。
ペンネームは、団先生の初期ペンネーム・花巻京太郎に由来。