「ロミオとジュリエット」以来、いくつものの恋愛作品のテーマになって来た「許されぬ愛」。本作の根底にあるのは、エロや特撮ではなく“愛”なのだ(笑)。
冒頭に設定の説明があるが、簡単に言えば、昔、両性具有だったアリアス星人(ヒロイン)は、ホルモンのバランスが崩れると、DNAに刻み込まれた記憶が甦り、ふたなりに戻ってしまうことがあるということだ。
ストーリーは、パッと見、ウル○ラマンAっぽいふたなりヒロイン「アリアス」が、見るからに極悪な宇宙人に捕まり、牢屋の中で立派なチ○ポを手コカれているところから始まる。
乳を揉まれながら手コカれるアリアスの、造りもののチ○ポにもモザイクが入っているのだが、そこからザーメンがダバダバと発射されるのだ。それはもう、気持ちいいほどに。うらやましいというか、きっとあんなに出たら、腰抜けちゃうんだろうな。

不老不死の特効薬であるとデマを流し、アリアスのザーメンでボロ儲けしようと企む極悪宇宙人。抵抗するアリアスだが、宇宙の金持ちオヤジたちの前でもオナニーを命じられ、ザーメン製造機となってしまうのだった。
この辺、お笑いではなくけっこうシリアスなストーリーで泣かされる。