「ハァ、エリカ様のお仕置きが気持ち良すぎて、ハァ、つい、出してしまいました」
「勝手に出しちゃダメでしょ」
「はい」
「こうすれば、出ないかしら?」
ドS丸出しの微笑を浮かべると、エリカ様は、僕のチンポに鞭を巻き付けてきた。
「あ、ダメです、そんなことされたら、ああ!」
鞭で締め付けられる快感で、我慢汁はさらに出てきてしまう。
「何、してるのよ?」
エリカ様は、デコピンをする要領で、僕のチンポの先を中指で弾くと、
「ジッとしてなさい」
いつの間にか手に持っていた、細い鉄の棒を、ゆっくりと尿道に挿入してきた。
「ああっ!」
微電流が流れるようなイタ気持ち良さに襲われ、僕は思わず喘ぎ声を漏らした。
「こうしたら、どう? もっと気持ちいいでしょ?」
そう言いながら、細い鉄の棒に付いてるボタンをエリカ様が押すと、バイブ機能が作動した。
「ああ、ダメです、これは、これは!」
あまりの気持ち良さに意識が薄れ始めた。そこへ、エリカ様は、
「自分だけ気持ち良くなるなんて許せないわね」
僕の顔の上に跨がり、Tバックをずらして、股間を僕の口に押し当ててきた。愛液がドロドロと口の中に流れ込んできて、息が詰まる。
「うっ、うっ」
「もっと強く?」
エリカ様にそう訊かれたかと思うと、鉄の棒のバイブがさらに強さを増し、その気持ち良さと息苦しさで、僕は気を失った。
尿道バイブが気持ち良かっただけに、夢から醒めた時の喪失感は、今までの非ではなかった。
どうにかして、エリカ様を昔のような姿に戻せないかと思案しながら、僕は着替えを済ませ、池尻大橋にあるマンションへとエリカ様を迎えに行った。
マンション前から電話をかけると、
「おはよう」
爽やかな声が返ってきて、エリカ様はすぐに姿を現した。僕がマネージャーに就いて以来、一度も寝坊したことはない。昔は毎日のように朝までクラブ遊びしていたらしいのに、今はまったくもって真面目そのもの。