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 窓の外から、明るい日射し。

 爽やかな朝。

 カンナちゃんは昨夜、オレの体についた蝋を濡れたタオルで丁寧に拭き取ると、何も言わずに部屋から出て行ってしまった。

 ロケバスへ急いでいると、プロデューサーと話しているカンナちゃんの後ろ姿が見えた。カンナちゃんはなぜか、着物姿だった。不思議に思いながら、

「おはようございます。おはよう、カンナちゃん」

 2夜連続で肌を合わせた仲だ。少しぐらい馴れ馴れしくしても大丈夫だろうと思い、声をかけると、振り返ったのは、カンナちゃんなんかではなく、皺だらけで、目は糸を引いたように細く、タラコ唇をした婆さんだった。後ろ姿がそっくりだっただけに、そのギャップに衝撃を受けた。

「おはよう。こちら、この旅館の女将さん」

 プロデューサーに紹介され、

「お世話になりました」

 オレが頭を下げると、

「こちらこそ」

 頭を下げてから、ゆっくりと上げた女将の顔には、意味深な笑みが浮かんでいた。何となく薄気味悪い気分になりながら、ロケバスに乗り込むと、すでに稲沢が乗っていた。オレと女将のやりとりを見ていたらしい。

「驚いたでしょ? 私もね、カンナちゃんと間違えて、声かけちゃった」

「そっくりですよね。髪形なんかも」

「あの女将、今はああだけど、昔は、相当な遊び人だったんだって。村の若い連中や観光客を根こそぎ。しかも、童貞君しか相手にしなかったみたいでね。陰では、童貞喰いのお春さんて呼ばれてたみたい。でも、あの女将に喰われた童貞君はその後、皆、出世したみたいでね。あのプロデューサーも、そのクチらしいよ」

 そう聞いて、オレは何だか嫌な予感がした。それに追い打ちをかけるように、

「そういえば、昨年、カンナちゃん、ショートカットにしてたんだけど、女将も同じ髪形にしてたなぁ」

 稲沢が独り言を呟く。そこへ、女将との話を終えたプロデューサーが乗り込んできて、

「じゃあ、出発しようか」と言う。

「え、あの、カンナちゃんは?」

 オレは慌てて訊いた。

「『セーラー服とマシンガン』の撮り直しが急遽入って、昨日のロケ終わりすぐ、東京へ戻ったよ」

 プロデューサーのその言葉に愕然としながら窓の外を見ると、女将が笑顔でオレの方を見て小さく手を振っていた。
(了)

●花巻太郎
1990年滋賀県生まれ。蠍座。AB型。
小学3年時、父親の隠し書架から団鬼六先生の壮大なコレクションを発見。
18歳時。上京。
19歳時。万馬券を当て、吉原へ。吉原年齢23歳、実年齢38歳の熟女嬢を相手に童貞喪失。
22歳時。某アダルトゲームメーカーに就職。
25歳時。同人誌『愛奴隷・長作まさみ 凌辱日記』が、おたぽる編集長の目にとまり現在に至る。
ペンネームは、団先生の初期ペンネーム・花巻京太郎に由来。

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