この日のスケジュールは、午前中に2つの洞窟を回って、午後に1つの洞窟。一旦、旅館へ戻ってから、夜に1番大きい墓地をロケする、ということだった。
洞窟の中でのロケの時には、カンナちゃんは昨日と同じように密着してきた。昨夜は熟女のようなテクニックを見せてきたけど、今は年相応の可愛らしいアイドルぶり。そのメリハリ、プロ根性といってもいいのか、オレは尊敬の念さえ抱いた。
ロケバスの移動中、今夜もカンナちゃんが逆夜這いしてくることを想定して、金縛りを解く方法をネットで探した。オレばっかり気持ちいい思いをしているのでは、男が廃ると思ったからだ。
金縛りの解き方はわからなかったけど、疲れや緊張状態が原因の1つであることはわかった。初めての大きな仕事の緊張と、東京からの長距離移動による疲れ。確かに、昨夜は金縛りにかかりやすい状態だったのかもしれない。
旅館へ戻ってからの休憩時間、疲れと緊張をほぐそうと、大浴場へ向かった。露天風呂は貸し切り状態で、疲れも緊張もすっかり吹き飛んだ。夜に向けて、準備は整った。
夜のロケは稲沢も一緒に墓地を回ったからか、カンナちゃんの抱き付きはなくて、物足りなかったけど、本番は旅館に戻ってから、と自分に言い聞かせた。
旅館に到着したのは、23時過ぎ。
念のため、もう一度、温泉に浸かり、脱衣所にあったマッサージチェアでロケの疲れをとってから、準備万端、オレは部屋へと戻り布団の中に潜り込んだ。
カチャッ。
いつの間にか眠ってしまっていたオレは、ドアノブの音で目が覚めた。カンナちゃんに違いない。今夜は出迎えてあげよう、と体を起こそうとしても、まったく動かない。オレはまた、金縛りにあっていた。
ドアがゆっくりと開いて、カンナちゃんが入ってくる。オレの傍らに立って、浴衣を脱ぎ捨てる。ふわっと漂ってくる香水の香りで、オレのムスコはパブロフの犬のように、早くも勃起した。
カンナちゃんの息も荒い。昨日以上に興奮しているようだ。いきなり、オレの顔の真上に跨ったかと思うと、そのまま股間をオレの口元に急下降させてきた。
――毛がない!
あの豊かだった茂みは消え去り、不毛地帯と化した割れ目からは、クリトリスが剥き出しになっている。これがウワサのパイパンてやつだ。幼女のそれを舐めているような背徳感を感じつつも、ぴちゃぴちゃと音を立てて、クリトリスを激しく舐めた。すると、
「あっあっはっううん……」
押し殺した喘ぎ声が聞こえてくる。興奮してきたカンナちゃんは、クリトリスをオレの鼻に擦り付けるようにして、腰を振りながら、両手を後ろに伸ばして、オレの乳首をつねってきた。昨日よりも乱暴なその愛撫に、オレもたまらず、
「おっおっはぁ……」
喘ぎ声を漏らす。漏らすごとに、カンナちゃんの腰の振りも激しくなり、
「はぁ~~~ん!」