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「さっさと入ってよ」

 他の宿泊客を警戒しているからか、優子の声には少しトゲがあった。

「は、はい」

 素早く部屋の中に入ると、目の前には優子が、本物の優子が立っていた。だけど――

「どうも」

 握手会の時とは違って、優子は僕の目も見ず、素っ気ない挨拶をするだけだった。

「初めまして。ぼ、僕、ずっと優子ちゃんのファンで、握手会にも何回も通ったし、初めてあっちゃんからセンターを奪った『ツインテールとシュシュ』のCDなんて10枚も――」

「先にシャワー浴びてきて」

 会話をしようともせず、そう命じられた。何だか、スレている。ソファに腰掛けて、タバコまで吸い始めた。

「優子ちゃん、タバコなんか吸うんだ?」

「悪い?」

 睨まれた。あのキラキラと眩しかったアイドル・小島優子はどこへ? ジュニアアイドル時代、天使のように無邪気な笑顔を振りまきながら、ブルマ姿で公園の遊具で楽しそうに遊んでいた優子は……。僕はそこですっかり、テンションが下がった。今までは信じていなかったけれど、中学時代、不良だったというネット上のウワサが、真実味を帯びて感じられたからだ。

 シャワーから出ると、部屋は真っ暗だった。

「何も見えない」

「同意書に書いてなかった? 部屋は、真っ暗にするって。どうぞ」

 手探りでベッドへ行き、寝そべっている優子に近づいて、愛撫を始めた。ラブドールの優子よりも、肌がごわついている。それに、「キスは NG」「耳は好きじゃないの」「胸は痛いから触らないで」「お腹はくすぐったいからダメ」「今日、生理なの。ごめんね」僕の愛撫はことごとく跳ね返され、「私、顎関節症で、口、大きく開けられないの。手で我慢して」。

 フィニッシュは雑な手コキだった。胸の感触にも、なんだか違和感があった。ネット上で流れている豊胸疑惑が脳裏をよぎった。いろいろな意味で裏切られた気分になり、僕はその場から早く逃げ出しい気持ちに駆られた。早く、家に帰って優子に会いたい。僕だけの、本物の優子に会いたい。そう思った。

 ホテルから出ると、急いで家に帰った。

「ただいま、優子!」

 優子からUSBを取り外して、抱きしめた。

「お帰りなさいませ」

 気のせいか、優子の声は艶が増したように思えた。いや、声だけじゃない。しなをつくって見せるところや、淫らな目つき。ロマン・ポルノで学習させた成果が出ているようだ。

「優子、今日、学習したことを僕に見せてよ」

「はい」

 そう返事をするや否や、優子はねっとりとしたキス、なめらかな舌使いで僕の全身を舐め回し、フェラチオされる前に、僕のペニスは完全に膨張。温かくねっとりとした優子のヴァギナに包み込まれた。ヴァギナの中はウネるよう。その気持ちよさに、僕は思わず喘ぎ声を漏らし、

「い、いっちゃうよ、優子」

「ダメ、まだダメ」

 優子は僕の首を両手で絞めてきた。窒息プレイまで学習したらしい。初めての体験。死と隣り合わせの快楽に、僕は失神しそうになった。

「私以外の女性と寝たの?」

 突然、優子は僕の耳元でそう呟いた。

――嫉妬?

 そう思った瞬間、優子の両手にグッと力が加えられた。殺意のこもった力。身の危険を感じて、咄嗟に身を捩って逃れ、荒い息をしながら、

「し、死ぬよ!」

 優子を怒鳴りつけた。

「すみませんでした」

 優子は急にしおらしくなり、土下座して謝った。

「いったい、何を学習したんだ?」

 パソコンを開いて、優子が今日、学習したリストに目を通した。最後に学習した映画のタイトルに目が留まり、思わず声に出した。

「愛のコリーダ」

 愛人を扼殺して、局部を切り落とした、阿部定事件を題材にした大島渚監督の映画。そのタイトルを見て、僕はゾッとした。

「危なかった。すぐにメモリーを削除しなきゃ。優子?」

 振り返ると、そこには、包丁を手にした優子が立っていた。
(了)

●花巻太郎
1990年滋賀県生まれ。蠍座。AB型。
小学3年時、父親の隠し書架から団鬼六先生の壮大なコレクションを発見。
18歳時。上京。
19歳時。万馬券を当て、吉原へ。吉原年齢23歳、実年齢38歳の熟女嬢を相手に童貞喪失。
22歳時。某アダルトゲームメーカーに就職。
25歳時。同人誌『愛奴隷・長作まさみ 凌辱日記』が、おたぽる編集長の目にとまり現在に至る。
ペンネームは、団先生の初期ペンネーム・花巻京太郎に由来。

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