世界で愛される日本のオタ文化vol.2

TRICK OR TREAT

──多くの楽曲があなたとゲスト・シンガーのデュエットになっていますが、その人選はどのようにして?

アレッサンドロ:みんなイタリアのロック/メタル・シーンにおける僕達の親しい友人だよ。彼等とコラボすることで、素晴らしい“パーティ・アルバム”になると思ったんだ。

──中には、アルバム制作以前からYouTubeにアップされていた曲もありますね?

アレッサンドロ:確かに僕達は、以前からよくアニソン・カヴァーをレコーディングしてきた。その頃から、いずれアルバム(カヴァー集)を出したいなと思っていたんだ。

──『森の妖精ノーム』の「David Gnomo」や『ロビンフッドの大冒険』の「Robin Hood」は’10年に、『アナ雪』の「Let It Go」は’14年に、既にYouTubeへアップされていましたが、そういった曲も今回、改めてレコーディングし直したのでしょうか?

アレッサンドロ:もちろんさ! どの曲も新たにアレンジし直して、録り直したんだ。DGMのギタリスト、シモーネ・ムラローニのドミネーション・スタジオでね。

──『聖闘士星矢』の「ペガサス幻想」は、あなたがひとりで歌っているヴァージョンが、初来日時の映像を使ったMVとしてYouTubeに上がっていますが、『RE-ANIMATED』では、日本のバンド、RAKSHASAのYuriとのデュエットになっていますね? これまた新たに録り直したテイクなのですね?

アレッサンドロ:うん、そうだよ。Rakshasaは初来日公演でオープニング・アクトを務めてくれたから、今回、Yuriとの共演ヴァージョンを『RE-ANIMATED』をやるのは、最高のアイディアだと思ったんだ。僕が思うに、ニュー・ヴァージョンの方がずっとずっと良く仕上がっているよ!

──日本盤にはボーナス・トラックとして『シティーハンター』の「Get Wild」が追加されていますね?

アレッサンドロ:うん。これは日本側からのリクエストだったんだ。頑張って日本語詞に挑戦してみたけど、ちゃんと歌えているとイイなぁ…(笑)。

──『鋼鉄ジーグ』のオープニング・テーマ「Jeeg Robot D’acciaio」も収録されていますが、『鋼鉄ジーグ』はイタリアで大人気なんだそうですね?

アレッサンドロ:『鋼鉄ジーグ』の人気は凄いよ。それに、“ジーグ”のオープニング・テーマは、日本語版オリジナル(「鋼鉄ジーグのうた」)をそのままイタリア語でカヴァーした、数少ない例でもあるんだ。永井豪のロボット・アニメは、他にも『MAZINGA Z(マジンガーZ)』とか『(ATLAS UFO ROBOT)GOLDRAKE(UFOロボ グレンダイザー)』がイタリアで有名だね。

──“ジーグ”といえば、映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(Lo Chiamavano Jeeg Robot)』はご覧になりましたか? このイタリア映画は、日本でもかなり話題になったのですよ。

アレッサンドロ:そうなんだ! 知らなかったなぁ。『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』はイタリアの若い映画監督の作品で、これまた日本の文化がいかに僕達の世代に影響を及ぼしたかという好例のひとつだね。

──ところで、あなたが好きなアニメは?

アレッサンドロ:『Saint Seiya(聖闘士星矢)』と『Fist Of The North Star(北斗の拳)』だな。

──日本のアニメと、他の国々のアニメにはどんな違いがあると思いますか?

アレッサンドロ:とにかく、日本のアニメ、マンガ、そしてゲームといったエンターテインメント産業は凄過ぎるよ! 多くが日本ならではの伝統に根差している点も、そこにファンタジーというテーマを用いているのも素晴らしい。僕が思うに、そこが他との大きな違いだね。

(文/構成=奥村裕司)

RE-ANIMATED』収録曲
01.Voltron……『ヴォルトロン』(北米版『百獣王ゴライオン』)
02.Batman……『バットマン』(米)
03.Cinque Samurai……『鎧伝サムライトルーパー』
04.What’s My Destiny Dragonball……『ドラゴンボール』
05.Jeeg Robot D’acciaio……『鋼鉄ジーグ』
06.Jem……『Jem And The Holograms』(米)
07.Oltre I Cieli Dell’avventura – Pokemon……『ポケットモンスター』
08.David Gnomo……『森の妖精ノーム』(スペイン)
09.Prince Valiant……『The Legend Of Prince Valiant』(米)
10.Il Mistero Della Pietra Azzurra……『ふしぎの海のナディア』
11.Daitarn 3……『無敵鋼人ダイターン3』
12.Beyblade Metal Masters……『メタルファイト ベイブレード 爆』
13.Devilman……『デビルマン』
14.Robin Hood……『ロビンフッドの大冒険』
15.Ken Il Guerriero……『北斗の拳』
16.Diabolik……『DIABOLIK』(イタリア)
17.King Arthur And The Knights Of Justice……『King Arthur And The Knights Of Justice』(米、カナダ)
18.Let It Go……『アナと雪の女王』(米)
19.Pegasus Fantasy……『聖闘士星矢』
20.Get Wild……『シティーハンター』

『RE-ANIMATED』(TRICK OR TREAT)に込められた日本アニメに対するイタリアからの回答!アレッサンドロ・コンティが熱く語る!!のページです。おたぽるは、人気連載アニメアニソンその他音楽の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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