こんなにエロゲーの発売を心待ちにしているのは、何年ぶりだろうか。22年の時を経て、続編タイトルが発売されるというエロゲーの奇跡が、刻一刻と近づいている。

 8月31日にも発売が予定されている『きゃんきゃんバニープルミエール3』が、それである。

 1990年代、カクテル・ソフトの「きゃんきゃんバニーシリーズ」は、多くの漢たちの心と股間とを、ときめかした作品であった。

 そう、前作の『きゃんきゃんバニーバニープルミエール2』が発売されたのは、大晦日も近づいた1996年12月26日のことであった。

 クリスマス直後の発売。全国のあちこちで、漢たちは、冬コミの予定を立てながら年末と正月を、この1作に費やそうと必死になっていた。当時のエロゲーの定番といえば、名前を設定できること。そこに自分の名前を入力し、既に人気の出ていた、みつみ美里の描くメインヒロイン・スワティを攻略することを心に誓っていたのである。

 現代から考えると当時のパソコン環境は原始時代のレベル。巨大なブラウン管モニタの画面は小さい。でも、そこに映し出される夢は大きかった。

 なにせ、オープニングの主題歌と共に、絵が動く……アニメなのである。歌い手の歌声には首をかしげるしかなかったけれども、それでも絵が動く、ヒロインが喋るだけで、当時は悶絶することができたのだ。

 物語は主人公のもとにやってきた女神・スワティを軸として描かれる全キャラ同時攻略不可の恋愛シミュレーション。ネットも普及していない時代ゆえ、攻略とはレポート用紙に自分でチャート図を書きながら、やっていくものだった。

 今では3カ月に一度、嫁を変えるという人も多いけど、このゲームに悶絶した人は、いまだにスワティを永遠のヒロインの一人として数えているだろう。

 そんな作品の続編。そんなものは、もうないと思っていた。

 でも22年ぶりに、奇跡は起こったのである。

 時代の変化だろうか、今回のスワティは別人かコスプレレベルで雰囲気が激変している。

 そこに、多少の不安があることは否めない。

 でも、22年前、プライズゲームの景品として登場していたフィギュアの造形を考えると、驚くほどにデキのよい仕上がりになっている。

 もう会えないというヒロインに、また会うことができるという感動。こうした想いを、もっと多くの人と共有したいと考えている。ひとまずは、あの頃、必死に手に入れた添い寝ポスターがどこにいったか探さなくては。

 これを契機に、予想だにしなかった続編が登場することを願って止まない。ひとまず、この調子で『バーチャコール3』の続編が出ることを祈りたいと思う。。
(文=昼間たかし)

エロゲー史上初! 22年ぶりに続編発売『きゃんきゃんバニープルミエール3』で、嫁と再び会えるんだよ(涙)のページです。おたぽるは、ゲーム成人向けの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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