TOCANAからお引越し!

 若杉公徳の『デトロイト・メタル・シティ』を覚えているだろうか。2005年から2010年までヤングアニマルで連載されていた。OVA化や実写化までされた、一般的にも知られた人気だ。

 『デトロイト・メタル・シティ』は、同名のデスメタルバンドのメンバーの葛藤や日常をコミカルに描いたバンドマンガであった。この作品のおかげで、一般的に“デスメタル”というジャンルが(多少は)認知されるようになった。しかし、作中で描かれたバンドは白塗りの悪魔的要素を全面に押し出し、デスメタルというよりはブラックメタルのそれに近く、さらにいえば聖飢魔IIやKISSといったバンドを髣髴させるものだった。

 作中の代表曲「SATSUGAI」は音源化もされた。だが「SATSUGAI」の音源も、曲単体では非常にへヴィーでロックな良曲だったものの、デスメタルといえるものではなかった。

 そのデスメタルとマンガでの乖離はさておき、メタルというは非常に細分化が進んだ、音楽的に少々珍しいジャンルである。例えば、へヴィーメタルに、スピードメタルやスラッシュメタル、デスメタル、ブラックメタル……などがメタルの代表ジャンルといえる。メタルファンじゃなければ、言葉だけでは何がちがうのかチンプンカンプンだろう。こういった細分化がメタルのユニークなところで魅力なだが、一般からすればどうでもいいと思えるようなジャンル分けがとにかく多い。

 そのメタルの中に、ゴアグラインドというジャンルが存在する。

 コアなメタルファンであれば、知っているであろうが、J-POPを中心とした一般的な音楽しか聴かない人は聞いたこともないジャンルだろう。“ゴア”という「血糊や流血など、べっとりとした血液」と、“グラインド”という「すり潰す・砕く」という言葉がかけ合わさったジャンル名は、発音するだけで少々不穏なものに感じられないだろうか。

 しかし、その感覚は正解である。ゴアグラインドというジャンルは、音楽的に極めて過激で、極端な表現をするのである。しかも、過激なのは音楽だけではない。その世界観もだ。アルバムのジャケットがグロテスクな死体写真であったり、スカトロ上等の糞尿の写真であったりと、やりたい放題なのである。

 ゴアグラインドというジャンルで活動しているバンドは、知っている限り100%インディーズで活動しており、自主でアルバムを作っている。よって、自分の表現したいものがストレートにぶちこまれていると考えていい。だから、グロテスクな死体写真やスカトロなどであってもお構いなしなのだ。

 さて、そんなゴアグラインドだが、ときおり日本のアニメ絵、もしくはそれ風のものがアルバムデザインに採用されることがある。今回はそんな作品を紹介してみよう。

※次項は見出し画像にあったモザイクがありません。苦手な方はご注意ください。

デトロイト・メタル・シティ

デトロイト・メタル・シティ

KISSのジーン・シモンズが出演したりと話題になったよね

腹を割かれたダルマ女がグロテスクなアルバムジャケ!これぞグラインドゴアなToadTurdMassacreの“Shocking Liquid Underground Terror”のページです。おたぽるは、人気連載その他音楽の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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