1月の注目新作アニメ『無彩限のファントム・ワールド』のCM動画が公開され、一部のアニメファンが歓喜し、大いに高ぶっているようだ。
『無彩限のファントム・ワールド』(KAエスマ文庫)は、秦野宗一郎によるライトノベル。幽霊・妖怪・UMAなど、人々が“幻”と思っていた存在“ファントム”と、人類が繰り広げる、魅惑誘惑幻惑の学園異能ファンタジーだが、原作第2巻の紹介文には、堂々「エロス(愛)とタナトス(死)―二極の欲動が導き出す学園ファンタジー」と記されており、“これは京アニのエロスが期待できるのでは”と、欲動にまみれた男性ファンから多くの注目を集めていた。
というのも、美麗な作画、丁寧な演出で高い評価を受け続ける京都アニメーションは、可愛い美少女キャラクターを多数、世に送り出してきたにも関わらず、過剰な視聴者サービスを良しとせず、パンチラ、胸揺れを割と抑え気味にする傾向にあった。
一方で、先日劇場版も公開された『Free!』シリーズでは、主に女性ファン向けに男子キャラクターのマッチョな上半身を、何もここまでというぐらい精緻に艶やかにネッチョリと描いてきたので、「女子相手にばっかりズルイ!」と、男性ファンからの不満が高まっていたのだ!
そんな期待が高まる中、公開された今回のCM動画では、しっかりと女性キャラたちは“胸揺れ”しているし、女性キャラクターを魅力的に描いた確信犯的なアングルや演出が多数確認できたため、「いい揺れだ」「これはエロいですな」「『甘城ブリリアントパーク』以上を期待できそう」と興奮を隠し切れない様子のファンが目立つことに。
何かと表現にうるさい昨今だが、京都アニメーションはどんなエロス(愛)とタナトス(死)を見せてくれるのか、今後も注視していきたい。