エロアニメで観るエロゲーの世界40

 メタルファンが反応せざるを得ないタイトルのエロゲーを知っているだろうか。Activeの『HEARTWORK Symphony of Destruction』だ。

 「HEARTWORK」はメロディックデスメタルの生みの親・CARCASSの名盤タイトルだし、「Symphony of Destruction」は言わずと知れたスラッシュ四天王・MEGADETHの名盤『Countdown to Extinction』内の大ヒットナンバーだ。これはシナリオライターの聖少女の影響だろう。聖少女はHR/HMファンを公言していた。

 この実にメタルなタイトルを付けられた本作は、ゲーム中にCARCASSもMEGADETHの楽曲も一切流れないものの、内容はかなりハードボイルドであり、残酷でショッキングなシーンが多かった。そのハードボイルドさと、スピーディーな展開、マルチエンディング、さらには当時ではまだまだ珍しかった全キャラクターがフルボイス、そしてディスクレス起動と何かと話題となった作品であった。エロシーンも多く存在し、ハードボイルドの鬱ゲー要素と抜きゲー要素が見事にマッチした良作だった。

 しかし、ハードボイルドがゆえのエログロさや、エンディングによっては設定やキャラの性格が様変わりしてしまったり、マルチエンディングにしたがゆえのシナリオの短さ、などの問題もあり人によってかなり意見が分かれてしまうゲームでもあった。

 そんな『HEARTWORK Symphony of Destruction』だが、メディアバンクよりエロアニメ化し、3本リリースされている。今回はエロアニメ版『HEARTWORK Symphony of Destruction』を紹介する。

 まず3本リリースされているのだが、実際は2+1であり、最初の2本と1本は別ルートの物語となっている。ここでは最初の2本を中心に話を進める。まずは公式の紹介文だ。
 

“キャッチ”。それは持つ者を狂わせる魔性の銃。

 危険なゲームの先に待ち受けるのは「生」か「死」か。

 廃棄処分したはずの呪われた銃が、この世に存在していた。ある日、その銃を偶然に手に入れてしまう朝倉優。銃が入っていた鞄には大量の現金と、謎の人物による暗殺依頼のビデオ。元の鞄の持ち主は「ハンター」と呼ばれる殺し屋だった。

 なんの変哲もない平凡な学生だった優の人生は、その日から一変してしまう――。

 本作で重要な存在である銃は、朝倉優ともうひとりの主人公とも言われている。銃は「コルト・オートマチック1911A1」。この銃を手にしたら、その人の精神が銃に支配され、【平気で人を殺せるようになってしまう=殺し屋になってしまう】というわけだ。

 エロゲー原作だと、最近のライトノベルばりにご都合主義が炸裂しながら朝倉優は銃を手に入れてしまうのだが、エロアニメ版では原作ほど露骨ではない。それでもかなり都合が良いが、その辺りはご愛嬌といったところか。大切なのは、銃を手にしてから彼の豹変の様だ。

 銃を手にしただけでは外見上さほど変化はないが、いざというときにかなりのサディストになってしまう。薬漬けの女をレイプ、射精して用が済んだら撃ち殺す、などを平気で実行できるようになる。そのときの朝倉優の表情は、普段おだやかな彼とは似ても似つかない、狂気に満ちたものだ。

 だが、常にサディストになっているわけではなく、身の危険を感じたときや、銃の使用の必要性が感じられたときに豹変する。それに、身体能力も少々変化するらしい。

 『マクロス7』も熱気バサラそっくりのハンター・市原正樹(朝倉優が手にした銃の本来の持ち主)が銃を奪還しようと、朝倉優を襲撃するシーンではなかなかの身のこなしを見せ、撃退してみせた。市原正樹の死に様もなかなかにグロい。

 話の流れとしては、呪いの銃“キャッチ”の謎と秘密を解くというより、その銃を持ってしまった人間の様変わりようを掘り下げていくのがメインで、その合間にエロシーンが挿入されていく。全体的にエロシーンも含めて古き良きハードボイルドシーンが連続だ。謎解きやサスペンス要素を求めると失敗してしまうので、あくまで銃撃戦やレイプ、血飛沫などを楽しみつつ、最終的に主人公がどうなっていくのかを見守るのが正解だ。『A KITE』にあったSFっぽさもなく、どちらかというと、泥臭く銃に関わったことで狂っていく人間ドラマ、そして死の連鎖をどうやって止めていくのかが中心である。

 血飛沫やグロの描写は良くできていて、作画崩壊などはない。エロシーンも、和姦・レイプとどちらの好みにも対応できるよう十二分に用意されているので、抜きにも使える。少し古い作品なのでキャラデザには時代を感じるものがあるが、大きな問題ではないだろう。

 もともとがクリエイターの様々な趣向を反映させた作品なだけに、当時の古き良きエロゲーの雰囲気が作中から存分に感じることができる。そういった意味でもエロゲー、ないし美少女ゲームの歴史を感じることのできる作品ともいえるかもしれない。

 ちなみに3巻目だが、先にも書いた通りこちらは別ルートなので、1~2巻で死んだはずのキャラが普通に生きていたりする。抜き目的だけでいうなら3巻がオススメだ。明らかにエロを中心にした物語構成となっている。銃も絡んでくるものの、あくまでおまけ程度だ。タイトルに「禁忌」の文字があるだけに、テーマは「近親相姦」となっている。

 ベストな鑑賞方法は1~2巻でハードボイルドを楽しみ、3巻で抜く。これが最も分かりやすい活用方法だ。難解なものが多かった古き良きエロゲーや、ハードボイルドものが好きな方にはぜひオススメしたい作品である。
(文=穴リスト猫)

【視聴はこちらから!】
HERATWORK Symphony of Destruction JUNCTION:01「焦燥」
HEARTWORK Symphony of Destruction JUNCTION:02「邂逅」
HEARTWORK Symphony of Destruction JUNCTION:03「禁忌」

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