触手界の大御所が原作に回った、新伝奇物語! 原作:前田俊夫/作画:YO-JIN『友理奈…WHO?』の画像1
『友理奈…WHO?』(コスミック出版)

 マジかよ、コスミック出版がエロマンガに参入してきているよ!!

 もはや、コスミック出版の名前を聞いて、大陸書房以来の系譜を知る人も少なくなったのではないかと思う。そのあたりのことを書いていると、単なる業界昔話(筆者も、昔話として聞いただけ)になるので、止めておこう。

 出版業界において、いろいろな意味で名を轟かせるコスミック出版が投入したエロマンガ。それが、原作:前田俊夫/作画:YO-JIN『友理奈…WHO?』である。

 エロマンガに詳しいと自負する読み手ならば、この作品の注目ポイントは、すぐに理解できるのではなかろうか。

 原作の前田氏は、日本のエロメディアを語る上で欠かせない人物である。日本のエロマンガが、まだ混沌としていた80年代。前田氏が健筆を振るった官能劇画誌の中で生み出したものこそ、淫獣や触手といった異形とのエロ。前田氏の描いた『超神伝説うろつき童子』(ワニマガジン社)などの作品によって、現在に至る触手ものをはじめとするアブノーマルワールドは、花開いたといっても過言ではない。

 その前田氏が原作を担当したこの作品は、昨年来電子配信も行われており、にわかに注目を集めていたものである。

 そんな大御所の原作で、作画を担当することになったYO-JIN氏。あとがき等々でも「未熟者の自分が」と、謙遜をしているが、さすが前田氏とタッグを組む人物だけあって実力は本物だ。これまで同人を中心に活躍してきたYO-JIN氏だが近作を見ると、趣味がよくわかる。とにかく、拘束と凌辱。そして、快楽堕とし。このレビューのためにネットで販売されている数作品を購入してみたのだが、特に叢雲と潜水艦娘の作品に強烈な何かを感じる。

 そんな描き手ゆえに、見事なのが触手の拘束具合。粘液系とも違う硬質の触手が、女体を拘束し凌辱するシーンは次々と登場する。その中でも触手が執拗に乳房を、ねじり上げているところに、こだわりを感じるのだ。ここに、大御所原作者に萎縮するのではなく、自らの触手を創造しようとするやる気を感じるのである。また、凌辱ならでは雰囲気をつくるために、衣服をどこまで破ったり脱がせるかも緻密に計算されているように見受けられる。

 そんな見どころ満載の作品は、ちゃんと読み応えのある物語になっている。単にエロスで魅せるのではなく、前田氏ならではの伝奇風味のストーリーが進むのだ。

 進むのだけれども、最後まで読んで愕然とした。最後のページには「第一部完」と記されていたのである。ネタバレになってしまうが、一冊丸々使って、物語はプロローグが終わったあたりという感想。そうだ、考えてみれば『超神伝説うろつき童子』も全6巻という、エロマンガじゃないみたいな作品だった。

 果たして、続刊はあるのか? いや、出てくれないと困るよな。
(文=ピーラー・ホラ)

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