エロアニメで観るエロゲーの世界13

 インターネットを介したいわゆるサイバー犯罪の検挙数は、警察庁が発表する統計(※参照)によると、年々減っている。その中の性犯罪となるとかなり緩やかになるが、こちらも減っている。その要因のひとつに、もちろん警察が日々動いてくれているということもあるが、一般的に問題になりがちなわいせつ物頒布や、青少年保護についてなど、何がダメでなぜだめなのか、世間に理解が深まったこともあるだろう。

 インターネット犯罪を題材にした作品はいまでこそ多く見られるが、2000年前後ではまだまだ目新しいものであった。エロゲーでもそれは当てはまり、インターネットが世間に広がり始めたまさに2000年にrúfからリリースされた『螺旋回廊』は、インターネットの闇と犯罪をいち早く取り扱った鬱ゲーの名作としていまでも名を馳せている。2001年には『螺旋回廊2』が制作され、2002年にはPink Pineappleよりエロアニメ化された。

 今回は少し古い作品となるが、このエロアニメ版『螺旋回廊』を紹介しよう。

 以下があらすじだ。

 ぼくが見つけた、闇のサイト「EDEN」。そこは何でもありのアングラサイト。“日常”を超えた“異常”な世界が展開する、剥き出しの欲望が無数に交わる場所。しかし、その瞬間から僕はただの傍観者ではなくなってしまった。


 いつのまにかEDENに足を突っ込んでしまったぼくのせいで、大学の教え子である水代葵や同僚の草薙香乃までもがEDENに巻き込まれ、凌辱されていく。ぼくは彼女たちを助けようとするが……。

 家に送りつけられてきたポリバケツ。それを開いたとき、ぼくは絶望する。EDENとは何なのか? 黒幕は誰なのか?

 簡単に言えば、EDENというアングラサイトで行われる性犯罪にヒロインたちが巻き込まれ、散々凌辱されてしまうという鬱ゲーとも凌辱ゲーとも取れる内容なのだが、当時はかなりリアリティを感じさせた。と言うのも、ゲーム内のメーラーやEDENのサイトデザインなどが、実際に存在するものと非常に近しいデザインを取っていたからだ。エロアニメ版も当然踏襲している。いまの観点でいくとチープで簡素なものなのだが、逆に時代をはっきりと感じさせ、その簡素感が無慈悲で非人間的に思えてストーリーにスリリングさを増加させている。

 デザインがそうであるように、話の展開は原作に沿って進む。常に重苦しい暗い雰囲気を漂わせながら話が進み、EDENの黒幕は一体誰なんだ? というややサイコミステリー仕立てにもなっている。

 エロアニメの観点から言うと、エロシーンはほぼ凌辱シーンではあるが、それなりの数がある。2002年の作品ではあるが、大きな作画崩壊もなく常に安心して楽しむことができる。ただ、犯罪絡みの凌辱モノであるから、観る人の好みは選びそうだ。輪姦、レイプなどが苦手な方は抜くことはできないだろう。エロシーンも抜き目的というよりも、物語上必要だから存在している。エロが万人向けではないのは、これまで紹介した『カルタグラ』や『殻ノ少女』のように、物語重視作品であるがゆえの宿命だから致し方ない。だが、輪姦、レイプものが大好物な方にはリアルさも加わって抜き放題に化ける可能性も秘めている。

 当時のエロゲーファン全体に衝撃を与えた屈指の鬱シーンである「ポリバケツ女」も忠実に再現されている。凌辱の限りを尽くされたヒロインたちは一体どうなるのか、EDENの結末をしっかりとエンドロールが終わるまで見届けてもらいたい。ちなみにエロアニメは2巻構成だが、いまは2巻まとめたゴールドディスク版が存在するのでそちらで鑑賞することをお勧めする。

(文=穴リスト猫)

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螺旋回廊 PREMIUM BEST

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収録時間:60分
ジャンル:女子大生 巨乳 凌辱 レイプ 盗撮

螺旋回廊

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エロゲー史上屈指の鬱ゲー!

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