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『おしりスイッチ』(ワニマガジン社)

 最近、つとに名前を聞く機会が増えた、三左わさび初単行本『おしりスイッチ』(ワニマガジン社)が発売になった。

 近作では、アナルを描く回数が増えている三左氏であるが、2014年からの作品を収録する、この単行本はノーマルセックスも交えて様々なシチュエーションが描かれている。

 これまでの掲載誌「COMIC X-EROS」(ワニマガジン社)「comicアンスリウム」(ジーオーティー)という、とにかく実用シーンが多めの雑誌。だが、限られたページ数の中で、きちんとヒロインをキャラ立ちさせているのが、三左氏の作品の評価すべきポイントだ。

 中でもキャラ立ち度が高いのは、オタサーの姫が、本性を知られて家臣のキモヲタたちに輪姦される「うそひめ」。この作品、ヒロインのキャラ造形が際立っている。最初のページを見たときには、ロリが登場するオフ会ものと勘違いしたほどに、幼い肢体のキャラで描かれているのだ。にもかかわらず、このオタサーの姫は度を超えて性悪である。なにしろ、飲み会の最中でもトイレで「やっぱりオタクってチョーキモイわ」と会話しているのである。しかも、この時の悪い顔の描き方が気合が入りまくっている。それを聞かれてしまい自業自得で輪姦にされることになっても、この姫は負けない。言い訳したり、泣いて謝ったりするのではなく、なおも「お前らオタクは気持ちわりいんだよ」「まじありえないんだよこのキモ豚」と反抗的な態度を崩さないのだ。

 そんな姫も、キモヲタたちのチンポで陥落……かと思いきや、堕ちないままに物語が幕を閉じるので、一層読み応えがある作品に仕上がっている。

 そんなブラックな作品を描くかと思いきや、三左氏の引き出しは多い。夜中に突然「今日泊めて」とやってきた、親戚の女の子(ギャル女子校生)とアナルでやっちゃう関係になる「おしかけ!あすほ~る」は、ラストが見事な作品だ。宿泊代は身体で払うことに躊躇しないヒロインは、アナルでおじさんとセックスをしちゃう。でも、このヒロイン、アナルのほうはバイブの経験のみで、初の本物チンポによがってしまう。しかも、意図せずにアナル処女をいただくことになった、おじさんのほうも発憤してしまうのだ。

 そうして、ドハマリしたヒロインがまた訪ねてくるのは、一種定番の展開。だが、なぜ見事なラストかといえば、顔が上気しているのはもちろん、髪の毛も乱れた感じで描いているところ。わずかなコマではあるが、細かい描き方で、ヒロインが数日間ずうっとアナルセックスをしたくてたまらず悶絶していたことを、表現しているのだ。もう、本編であるセックスシーンはプロローグで、これが本編といっても過言ではない、仕上がりなのである。

 もうひとつ、三左氏の評価すべき点として挙げておきたいのは、ムチムチ体型のヒロインの作画も秀逸な点である。収録作「めいんでっしゅ」では、最近太ってしまったことを気にするヒロインが描かれる。それを気にしているシーンで早くも、下からヒロインの尻を下から見上げる構図を用いてムチムチ感をアピールする。脱ぎ始めてからも、絶妙に腹のところにトーンを用いたラインを描き、ちょっとあまってしまっている肉を表現するのだ。

 とにかくどのページを開いても、必ず興奮できる作品群。これから、どのような進化を遂げていくのか、気になるマンガ家である。
(文=ピーラー・ホラ)

ヒロインが可愛かったりムカついたり、忙しく興奮する……三左わさび初単行本『おしりスイッチ』のページです。おたぽるは、マンガ&ラノベCOMIC X-EROScomicアンスリウムhentaiおしりスイッチピーラー・ホラワニマガジン社三左わさびの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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