「私、エロインです」というセリフをご存じだろうか。よくエロゲーのまとめ系サイトで衝撃・笑撃だった画像を貼るスレで見かけるセリフなのだが、その元ネタになっているのがキャラメルBOXの『雨芳恋歌 センセイ。わたし、もうオトナだよ……』だ。
都会に出て学校教師になったものの、折からの不景気で仕事先の私学が廃校になった主人公。職探しでもするか、と途方に暮れていたところへ、田舎の父親から「産休で先生が足りん。戻ってきて手伝え」との連絡が。田舎に帰る気はさらさらなかったものの、今の自分の状況に疲れや虚しさを感じたのか、ふいとその誘いに乗ってみることにした主人公。だが、実家に帰ると、父親に「おまえの部屋はもうない。豊平屋に部屋を頼んであるからそこへ行け」と云われて追い払われてしまう。渋々向かった先の民宿では、二人の女性が主人公を待っていた……。
※『雨芳恋歌 センセイ。わたし、もうオトナだよ……』の公式HPより引用
あらすじを読めば予想できるかもしれないが、『雨芳恋歌』の物語に大きな事件が起きたりはしない。アニメでいえば日常系に近く、ソフトな内容でとにかく抜きに徹したものを楽しみたいユーザー向けのゲームだが、ハイクオリティなCGとエロ描写で抜きゲーとして完成度が非常に高い作品の一つなのである。
そのエロアニメ化といったら期待せずにはいられない。レーベルは安定のPoROreだ。
エロアニメ版の同作は全二巻、『雨芳恋歌 テレエロおっぱい・夏恋 ~いちゃハメ蒸れる真夏の果実~』『雨芳恋歌 ちっパイ従順・渚 ~嗜虐的なデレエロレシピ』から構成される。上巻がエロインこと夏恋がメイン、下巻は渚がメインの物語だ。結論から先に言ってエロアニメ版『雨芳恋歌』は上下巻ともキャラのエロさが実に魅力的で、チンポの休まる暇がないほどに抜き要素満載である。