高遠くろ助『あなぼこ☆お便姫ちゃん』オタサーの姫と、今期のアニメ談義をしながらセックス! の画像1
『あなぼこ☆お便姫ちゃん』(エンジェル出版)

「エンジェル倶楽部」の特徴は、間口の広いエロマンガを掲載しているフリをしつつ、マニア要素を投入して、読者の変態レベルを底上げしようとしているところにあると思う。

 そんな雑誌に現れた新星・高遠くろ助氏の初単行本『あなぼこ☆お便姫ちゃん』(エンジェル出版)は、豊富なアイデアが嬉しい一冊である。

 収録作の中で、まず全力でオススメしたいのが「言いなり!オタサー便姫ちゃん」だ。

 タイトルから想像できるように、みんな大好きオタサーの姫の輪姦ものです。でも、この作品は従来のオタサーの姫ものと趣向が違う。

 冒頭で、オタサーの姫はサークルのメンバー全員とデートしていたことを査問されるわけだが、オタサーの姫側にも理由がある。

「大学に入学して半年ほど授業でもクラスでもひとりも友達が出来ず焦りを感じていたコミュ障な私……」

 というオタサーの姫の内面を示す言葉が綴られるのだ。だいたいオタサーの姫というのが「痛い女」というのは、リアルでも二次元でも当たり前である。この作品は、その点をとことんクローズアップする。コミュ障ゆえに誰にも嫌われたくない八方美人な女という痛さ。そこが強調されるだけで「可哀想にねえ~」と思いながら、上から目線の快感がわき起こってくるのだ。

 その後の物語自体は、サークルの共有物とされる定番的な展開。なんだけど、部室でハメながら同人誌談義をしたり、今期のアニメ談義をしたりする点がポイントが高い。中でもハメながら、姫に今期のアニメの感想をいわせるプレイは強烈だ。

 キモヲタのモノをしゃぶりながら「贔屓の作家さんがメジャーになっちゃうと、そういうところ少し寂しいですよね」とか会話しているんである。

 これ、リアルでやってみたくなる読者もいるんじゃなかろうか。

 目が覚めても美少女にはなれないし、家で待っていてもロリはやってこない。でも、この程度のプレイなら、なんとか実現するんじゃないだろうか……筆者は、そんなことを考えた。

 収録作は、いずれもエロ重視=セックスシーンのページ多めで描かれるわけだが、高遠氏はその中に全力でストーリーを濃く描き、読者にカタルシスを与えようとしてくる。まだ、初単行本ということもあってか完全に成功している作品と、もうひと頑張りな作品が入り混じっているが、前述の「言いなり!オタサー便姫ちゃん」と共に強烈な設定とストーリーの投入に成功しているのが「駄肉アイドルもも!~エッチな撮影でもがんばります~」である。

 この作品は、落ち目の崖っぷちグラビアアイドルが起死回生のために、イメージビデオの撮影に臨むという展開。その落ち目の理由なのだが「年齢とそれにともなう体型の緩み」とネームでは記される。でも実態は、緩みどころじゃない、単なるデブである。そう、間口の広い「エンジェル倶楽部」掲載作なのに、まさかのデブ専ものなのである。これを考えつく高遠氏もスゴいけど、掲載する編集部の決断力も讃えたい。

 しかも、撮影するイメージビデオというのが初っぱなから、豚の鼻をつけて、お尻に豚の尻尾型のバイブを挿入してるというもの。

 どう考えてもAVだけど、ヒロインの「がんばってやりとげなきゃ」という台詞に「ああ頭も緩いんだ」と、可哀想だけどエロい気分になっていくのである(なお最後らへんで、AV撮影だと気づく……おバカ?)。

 絵柄は特徴的で、特にちょっとユルいお肉を描くと筆が冴えている感のある、高遠氏。今後、どのように化けるか注目したいマンガ家である。
(文=ピーラー・ホラ)

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