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『ナカダシ!にょたいか』(メディアックス)

 いつもエロマンガのオビにどんな言葉が記されているかを気にしているのだが、これはすげえ。林田虎之助の新刊『ナカダシ!にょたいか』(メディアックス)。端のほうに小さく「後味良い読後の満足感」と記されているのである。いや、いくらなんでも自社の商品を褒めるには、もうちょっと言葉が……。

 でも、実際に林田氏の作品はひとつひとつが満足させてくれて「興奮できたなあ~」と思う。ああ、きっと編集者が一番最初に使って賢者モードになってんだな、いつも。

 この単行本。タイトルに「にょたいか」と付けているにもかかわらず、男の娘ものも混じっているという、いつものメディアックスのスタイルなのだが、いずれの作品も興奮できるので気にはならない。それに、登場人物が女体化してるけど中身が男だと知っていても、気にしない。はたまた、オチンポが生えていても気にしない。現実のセクシュアルマイノリティの問題は、さまざま重いものがあるわけだけれども、二次元に限っていえばジェンダーは超越してることを如実に示してくれる。

 女装コスも当たり前になって、キモいと思われないのは、こうしたエロマンガのおかげだと思う。

 さて、この林田氏の単行本には、そうした性別を気にしない登場人物たちが次々とエロい展開を魅せてくれる。

 中でも秀逸なのが、男の娘作品「ハプニング・デート」。ヒロイン(?)は、姉のかわりに、姉が貢がしている塾の先生とのデートすることになった弟だ。

 生徒に貢いでる塾の先生というキャラ設定がヤバいんだけど、この男会った初っぱなで「いつもと違ってメイクも濃い?」と顔を近づけてくる。キャラの姿形ではなく、この距離感のなさでキモさを表現する。これが、林田氏の作品力なのである。

 物語はそのままレイプへと突入するのだが、これも薬で眠らせてホテルに連れ込むという、めっちゃ陰気な方法。そして、男とバレても「僕は君の顔が好みだから気にしないよ」だって。そのコマになる頃には「こっちが気にするよ、この野郎!」と完全にヒロインに感情移入している自分がいるハズである。

 結果、弄ばれて射精するヒロインに読者は完全にシンクロしてしまう。そのシンクロゆえに、キモ男に気持ちよくされて射精しちゃうヒロインと一緒に読者も気持ちよくなってしまう。それゆえに、レイプ作品特有の暗さは消え去り、確かに「後味の良い読後感」は生まれているのだ。

 TS作品では「山奥の秘密」が読後感のよさという点で優れた作品である。これもまた、設定が細かくて、主人公がアルバイトでやってきた山奥の飯場が舞台である。山奥の飯場ゆえに、女なんているはずもない。でも、彼らは水に浸かると女になってしまう沼を見つけていたという設定。これ、絵が可愛いから露骨にならないけど、ムキムキの肉体労働者たちに輪姦されるというストーリー。なんか昔の劇画風エロマンガみたいな設定だというのに、読後感がよい。

 なるほど、最近、筆者の周囲でも林田氏の作品の評価が高い理由が、わかってきたぞ。
(文=ピーラー・ホラ)

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