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『天野めぐみはスキだらけ!』(ねこぐち/小学館)

 増刊枠から本誌へ移籍し、久々に「週刊少年サンデー」のヒット作となる予感がプンプンに匂っているのが、ねこぐち『天野めぐみはスキだらけ!』(小学館)である。

 このたび、単行本第1巻も発売になった、この作品はベッタベタの王道ラブコメ。かつ、少年誌ならではのエロ展開が、一周回ったオッサンたちの股間をも直撃していて、幅広い年代から支持を集めそうなのだ。

 物語は、ぷにぷに剣道女子の天野めぐみと、ガリガリがり勉男子の新藤学の物語。2人は同じ商店街で、めぐみは本屋、学は定食屋に生まれた幼なじみ。子どものときから、超活発なめぐみと、インドア派の学だったが、昔はよく遊んでいた。

 ところが、中学に入りクラスも別になり交流もない時期を経て、高校で再会したら、まったく状況は変わっていた。

 学いわく「やせててガリガリ」「色気ゼロのガサツ女」だっためぐみは、一転むっちむちのぷに娘に変わっていたのだ。その巨乳たるや、何かの弾みにボタンが飛んじゃうというお約束展開を、「今回もあるかな」と連載誌を買うたびに期待してしまうほどの逸材。しかも! しかもである。「ガサツ女」だった部分は無防備へと変化していた。昔と変わらず学を「まー君」と呼ぶめぐみは、誘ってるとしか思えないほど無防備だ。

 消しゴムを拾おうとすればパンツが見える。階段を掃除すればパンツが見える。扇風機にあたればパンツが見える。とにかく各話がパンツ、ときどきブラジャーのオンパレードなのだ。

 いやいや、まだまだ経験の少ない青少年は当然興奮するだろうけれど、一周回って全裸よりも半脱がせとか着衣のほうがエロいという境地に達しているオッサンも興奮する。しかも、少年誌ゆえに乳首が描けないという問題をクリアするためか、学がエロ妄想した時のめぐみは、すべて布面積が少なめの水着姿に。余計に興奮するじゃないか! これを考えついた作者だか編集者だかは天才である。

 読んでいるほうも興奮するけど、主人公である学はもっと大変。学は受験前日に先輩が隠していたエロ本を預かったのが原因で、第一志望校を落ちた身。それを取り返そうと、東大合格を目指しているのだが、これじゃあ心配でしかない。

 もう毎回、雨宿りでスケブラとか、プールの後にパンツを忘れてノーパンとか、これでもかというエロ展開が攻め寄せてくるこの作品。でも、さすが部数減を揶揄されようとも老舗少年誌の矜恃も見せている。ちゃんと、ラブコメになるようになっているのだ。

 ひとつは、ガリ勉しまくっている学がちゃんと稼業を手伝っているというシーン。今どき、主人公の家が商店街の定食屋というのも昭和的な趣きがあるのだが、最近の凡百なテンプレ主人公=無気力や巻き込まればっかとは一線を画すキャラ立ちがある。

 そして、エロ以外に読者を幸せ気分で感涙させるシーンがあることだ。それは、夏休みに学がめぐみの家を尋ねるシーン。暑さゆえに短パン姿でだらけて「母さーん、麦茶はー」とか言ってためぐみが、学に気づくと大慌てで着替えに行くのだ。それも今どきっぽくない白ブラウスで。

 自分の姿を見て、女の子が慌てて着替えて「来るんなら言ってよ」と赤面している姿を見たら、フツーは即陥落。これで落ちない学がすげえな。ともあれこのシーンに、昭和から変わらない王道ラブコメの要素がプンプンに詰まった作品だと気づかされるのだ。

 一巻を通じて、まだまだ物語は始まったばかり感を感じさせ、長期連載になると考えられる本作。ライバルが出現したり、どんな王道展開が、そしてパンツが登場するのか。まだまだ、頑張って生きようと思った。
(文=ピーラー・ホラ)

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