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『女体化して極上のカノジョになる』(キルタイムコミュニケーション)

 いやあ、今日はいいものを読んだなあ。エロマンガの本来の目的である実用と共に、妙に幸せな気分になれる、羅ぶい『女体化して極上のカノジョになる』(キルタイムコミュニケーション)は、上級者向けだけど多くの人に勧めたい作品である。

 女体化・TSFは、とりあえずレイプのフラグである。さまざまな手段によって女の子になった後に、無理矢理ヤラれある→「気持ちいい」「幸せ」→めでたしめでたしという具合。でも、もはやそうしたストレートな女の子になった快感では飽き足らない上級者が増えてきたということだろうか。この作品は、その上をいく女の子の快感=身体だけでなく、心まで満たされる姿をとことん描きまくっているのだ。

 この単行本は、まったく惜しむことなく女の子の快感を、これでもかと教え込んでくれる。おまけに、一話完結の収録作は、ほぼすべてタイトルが女体化して「○○になる」「○○する」で統一されているので、わかりやすいことこの上ない。理想の彼女になったり、オタサーの姫になったり、女子水泳部員になったり、憑依されて告白したり。とにかく、パターンもさまざまなので、ひとまずは自分のツボを刺激されて実用。その後は、これまで知らなかった世界を知って実用というところだろうか。

 とりわけ気になったのは、オタサーの姫ネタの話が2つも収録されていること(1作品は描き下ろしである)。いや、やっぱり女体化したら絵に描いたようなオタサーの姫になってみたいものだと、作者を含め多くの男子は願っているのだろうか。当然、現実の姫と違いTSした姫は、ちゃんと誠心誠意、部員の下半身まで世話をするので、あがめ奉られて当然である。

 そんな興奮度の高い本作だが、中でも上級者向けかつ多くの人に共感してほしいのが「女体化してウィジャボードの呪いを受ける」と「女体化して理想のカノジョになる」の2作。

 この作品の特徴は、女体化する主人公のほうが、男のときから相手になる親友に、友情を超えた何かを抱いているのである。だから、女体化すれば「彼女になったら、ずっと一緒にいられるよね」と迫る。その結果の合体は、当然ながら、幸せに満たされたものになるのだ。

 つまり、この作品。ともすればボーイズラブ……同性愛的な要素を取り混ぜながらも、男子の股間を直撃させるものとなっているのだ。このところ、ちゃーんと、男子の姿を描いてから女の子になってしまう展開の作品も増えているが、この作者はその先を行ってる。

 だって、どう読んでも幸せの前に性別なんて不要! って境地にまで達しているのだから。

 ここまでジェンダーを超越した作品が登場するなんて。もはや、TSFジャンルは、エロマンガを超えたなにかになりつつあるような気がする。
(文=ピーラー・ホラ)

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