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『痴肉祭~坂崎ふれでぃの恥極絵図~』
(坂崎ふれでぃ/クロエ出版)
※モザイクは編集部によるもの。

 表紙からして、上級者でなければ手を出してはいけない雰囲気を漂わせる、坂崎ふれでぃ『痴肉祭~坂崎ふれでぃの恥極絵図~』(クロエ出版)。これまでも、坂崎ふれでぃには興奮してきたけれど、この単行本は神の領域に達しているといっても過言ではない。

 そもそも、坂崎ふれでぃの凄さに触れるには、pixivを見てみることをオススメする。こんなとんでもないエロがスパークした表紙の単行本を出しているというのに、pixivでは「史実で艦これ」という史実の軍艦のコネタを使った艦これ二次創作を発表しまくっているのである。

 おそらく、エロに限らずどんなことでもマニアックに楽しむことが大好きな描き手なのだろうと想像される。

 そんな人物の描く作品であるから、描かれるプレイはマニアック。フィストや機械姦もあるかと思えば、子宮脱もありと、1冊で楽しめるプレイとシチュエーションの幅がとてつもなく広いのだ。単行本のタイトルに「祭」という言葉を使っているのも頷ける。

 そんなマニアックな作風でありながら、絵柄は極めて特徴的だ。描かれる女のコたちは、徹底的にデフォルメされたタッチで描かれている。可愛くエッチに描くとか、リアルに肉感的に描くといった、エロマンガではありがちなスタイルとはまったく異なる。誰にも真似できなそうな、特殊なタッチで描かれているのである。

 例えば、作品によっては女のコの目が簡略化された描かれ方をしている。でも線の数が少なくても、興奮している目、期待している目、精液を求めている目がそれぞれ描きわけられているのである。デフォルメタッチなのに、これでもかとエロさを読者に叩きつけることができる理由。それは、作者自身が、自分の描いている女のコたちに絶対的な自信を持ち、興奮しながら魂を注ぎ込んでいるからだろう。

 とりわけ、女流エロマンガ家たちが、デッサンモデルの男子と乱交しまくる冒頭の収録作「秘密のデッサン会」は、作者の特徴がわかりやすい。途中、ゴスロリ姿のメインヒロインが、下着姿になるコマがあるのだが、キャラはデフォルメされているのに下着の書き込みは細かい。このギャップが妙なエロさをそそるのである。

 ほかの収録作でオススメは「夢堕ち」。これは、会社でもボッチでどんくさいOLが、夢の中で同僚のイケメンに犯される作品だ。冒頭の1ページで、会社で便所飯をしている日常などをコンパクトに収めて、どんくさい女に対する「可哀想すぎて、なぜか興奮してしまう」というハイレベルな嗜好を、読者に自然に教え込むのだ。おまけに、身体のラインも巨乳なんだけど、ちょっと太めに描かれており。「だらしない肉への興奮」という、これまたハイレベルな嗜好がやっぱり自然に織り込まれている。

 もうひとつスゴさを感じるのは、作品によって、線を太くしたり細くしたり、トーンの使用方法が変わったりと、一人の作家でありながら、これという定番の方法を使っていないこと。すでに何冊もの単行本を出しているにもかかわらず、試行錯誤を繰り返している情熱はスゴイ。もしかして、坂崎ふれでぃというユニットじゃないよね?
(文=ピーラー・ホラ)

痴肉祭~坂崎ふれでぃの恥極絵図~ (真激COMICS)

痴肉祭~坂崎ふれでぃの恥極絵図~ (真激COMICS)

なんかもう…本屋でこれ買う人いたら尊敬するわ。

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