まだ1月だというのに、1年間ずっと記憶に残りそうな、新たな変態が出現してしまった。

 よんたろう『ぬるフェチ・ラバー』(エンジェル出版)である。

 タイトルからも想像できると思うが、収録作はほとんどがラバーフェチの作品。でも、単なるラバーフェチではない。

 ラバーフェチといえば、スーツ状になったヤツを頭からずっぽりと装着して、股間のとこだけ穴が空いていてハメハメなんてのを想像するだろう。でも違うのだ。この作品は、そんなオシャレで高級感ありそうなラバーフェチの世界とはまったく違う。

 ただ空気穴みたいなのが空いた袋状のラバー、しかも内側はローションでヌルヌルしたそれに全身を包まれたり、上半身だけ拘束された状態で肉便器化されてしまうのである。いうならば、ラバーのズタ袋に詰め込まれた状態で輪姦されているようなものである(なんだか、言葉では説明しきれないので、編集部のリンクを参照してくれ→http://angelweb.jp/blog/?p=10225)。

 そんなシチュで、最初からその手の趣味があるヒロインも、ないヒロインも、次々とアエギ狂っていくのである。しかも、フェチに頼らずシチュエーションもさまざまなのが見事だ。

 冒頭の収録作「屈辱の変態ラバーヌードデッサン」では、美術部のキモヲタたちをバカにしていたJKが、媚薬入りローションまみれのラバーに包まれて完堕ち。腰から上はラバーに包まれつつ、下半身は丸出しで愛液を噴き出し、中出しされた精液も噴き出す。この「頭隠して尻隠さず」っぷりが無様。その無様さに、今までになかったラバーフェチワールドの誕生を感じるのだ。

 人妻がネットで知り合ったラバー愛好家たちに輪姦される「変態ラバーに包まれて」では、冒頭のヒロインの人妻が夫に1人でプレイを楽しんでいるのを見られて離婚されるシーンが秀逸だ。このヒロインが興奮するのは、密着感。それを楽しむために、寝袋の中をローションで満たして1人で楽しんでいたのである。いやいや、準備や後始末が大変なシングルプレイの最高峰はアナニーだと思っていたけど、これ、相当後始末が大変そう。にしても、自分の嫁が変態だった! で離婚する男ってケツの穴が小さいなと、本編とはあんまり関係ないところでいろいろ考えさせる作品だろう。

 さらに「変態着ぐるみ女史」では、着ぐるみに染みこんだ男の汗で興奮する変態女が、着ぐるみデザイナーという仕事を生かして、2人で入って中でハメながら楽しめる着ぐるみを開発するなど、これまた予想外の展開が。

 しかも、開発された着ぐるみを使って、ちゃんと遊園地で子どもたちに愛想を振りまきつつ中ではハメているというシチュエーション。某芸人が女子校で制服を盗んで逮捕された事件では「買えばよかったんじゃない?」と思ったけど、それと同じですね。実際に使用している生の雰囲気がないと興奮しないんですよ! この手の変態は!

 さらに作者の変態ワールドのダイナミズムを魅せてくれるのは「変態お嬢様と執事の禁断ラバープレイ」。こちらの変態お嬢様が好むのは真っ暗な圧迫感のある空間でのプレイ。そのために自ら設計したのが密着ラバープレイ専用ハンモック! わざわざ、1ページを使って執事が「国内ではダメか……」と、ドイツの業者を探し出して発注するシーンを描くところに作者の熱いこだわりを感じるのである。

 ラバーフェチを描きながらも、その先にある変態ワールドを読者に叩きつける作者だが、恐ろしいのは、これが初単行本ということだ。

 つまり、まだまだ作者の変態ワールドは成長過程にあるということだろう。この頭のオカシイ世界を、もっともっと展開してほしいと願って止まない!
(文=ピーラー・ホラ)

ぬるフェチ・ラバー (エンジェルコミックス)

ぬるフェチ・ラバー (エンジェルコミックス)

世の中には、とんでもない変態がまぎれてますね……

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