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EIGHT OF TRIANGLE

 11月18日(土)、19日(日)に中国・上海の上海跨国采購会展中心にてアニメソングイベント「Animerci」が開催された。

 昨今、中国で高まる日本のアニメ人気をきっかけに発足し、今回が記念すべき第1回目となる本イベントに、中川翔子、サイキックラバー、さユりなど、日本アニソン界を代表するアーティストたちが集合し、上海の夜を大いに盛り上げた。

“EIGHT OF TRIANGLE”は2日間両日の出演で、バーチャル・ユニットとしては非常に珍しい生バンド演奏の中でのパフォーマンスを敢行。バンドギタリストに大人気恋愛ゲーム『Vitamin』シリーズの楽曲を手がけるMark Ishikawa、「Reflect ∞」ではサイキックラバーのギタリスト・IMAJO、そして本イベントのテーマソング「With you…」では同じくサイキックラバーのボーカリスト・YOFFYと「獣拳戦隊ゲキレンジャー」などで知られる谷本貴義を迎え、豪華すぎるコラボレーションが実現した。

 「バーチャル×リアル」による新感覚のライブに、約6000人(2日間合計)の観客は大いに熱狂した。9月より新加入したNeonの初ステージでしたが、デビュー戦とは思えない堂々たるパフォーマンスで、エイトラの今後に大きな期待を持たせる結果となった。

 それでは18日と19日のライブレポートそれぞれお届けしよう。


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「EIGHT OF TRIANGLE」ライブレポート【11月18日(土)】

 メインステージのトップバッターとして登場した「EIGHT OF TRIANGLE」。本イベントの皮切りとなる1曲目は彼らの代表曲「THE TRIANGLE」だ。エイトラ初となる生バンドとのコラボは彼らのステージに立体感を増し、第一音から大迫力のサウンドで会場を包み込んでいく。新ボーカル・Neonの声は繊細でいて力強く、Rayの歌う同曲とは違う表情をみせていく。ダンスではお茶目なNeonらしさもしっかりと出しつつ、巧みにステージ上に自分の世界を作り上げた。多くの観客が初めて“エイトラ”を目にする中、確かな実力で圧巻のスタートを切ることに成功した。

 続く2曲目は「Reflect ∞」。同曲はサイキックラバー・IMAJO氏が“エイトラ”に提供した楽曲。そして、イベント出演者リストにはサイキックラバーの名前。となるとKazutoの呼び込みで現れるのは、当然サイキックラバーのギタリスト・IMAJOだ。会場の熱気がグンッと上がり、曲が始まろうとした最中、なんと機材トラブルが発生。ライブならではのハプニングに一瞬緊張が走ったが、Neonが堂々としたMCで見事に場をつないでのけた。しかしそんなハプニングは「Reflect ∞」が始まると疾走感のあるメロディが一瞬でかき消した。Kazutoの華麗なキーボード演奏、そしてIMAJOの卓越したギターテクニックが一体となり、“エイトラ”随一のロックチューンが光り輝いた。

 会場が再び熱気を取り戻すやいなや、3曲目「Listen to my heart」がスタート。キャッチーなナンバーに会場の盛り上がりは最高潮を迎える。二人の煽りに合わせてサイリウムの光がきらびやかに舞い、それに合わせて演奏や歌声も弾け出す。[バーチャルとリアル]、[ステージと客席]、[国境]。さまざまなボーダーを越え、会場の全てが「“エイトラ”の世界」に集うのが確かに見えた瞬間だ。

 続く最後のナンバーは本イベントの公式テーマソング「With you…」。共にボーカルを務めるのはサイキックラバー・YOFFYと谷本貴義だ。アニソン界のエース級とも言える二人の登壇に会場は沸きに沸き、勢いをそのままに爆発音のごとくライブ初披露の新曲が解き放たれる。谷本貴義、YOFFYの貫禄すら覚えるパワフルな歌声が会場を圧倒しながらも、Neonも怯まず、遺憾無くその実力を発揮。Kazutoが作曲し、Rayが詞を乗せた楽曲の上を、ボーカル3人が楽しみ、そして時には戦うようにマイクパスで渡っていく。最後には大人気ゲーム「Vitamin」シリーズで知られるギタリスト・Mark Ishikawa率いる、実力派バンドメンバーと4曲20分のステージをまとめきった。


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「EIGHT OF TRIANGLE」ライブレポート【11月19日(日)】

 初日に先陣を切り会場を大いに盛り上げた“エイトラ”は、出演者の中で唯一の2Days出演。Rayの活動休止以降で初のライブという緊張を乗り切った彼らは、2日目のステージでどんな表情を見せるのか。
 1曲目は「THE TRIANGLE」。初日と同じ曲でのスタートになったが、昨日とは明らかに違う。余裕と適度な緊張感を共存させながら、一気に会場のボルテージをマックスまで上げる。時には中国語を使いながら会場を煽り、2曲目の「Breakable」へと繋げた。

 「Breakable」は2ndアルバム「épice」に収録されている、悲恋を綴った曲。初日からのセットリストチェンジに彼らの挑戦が見える。Neonは透明感のあるファルセットを織り交ぜ、切ない歌詞に確かな感情を込めると、その表現に呼応するかのように観客の掲げた手が左右に動き出した。「君はどうしているだろう——」。このフレーズはもしかすると、日本の病床から二人を想う、Rayに向けられていたのかもしれない。

 3曲目は昨日に引き続き“エイトラ“定番曲のひとつ、「Listen to my heart」。アップテンポな楽曲の連続に、会場のテンションはすでにメーターを振り切っている。バンドにはこの日からサックスを投入。さらなる彩りによりステージの一体感は強まり、多重的な音の渦の中でNeonとKazutoの軽快なダンスが観客にも伝播していく。

 そして2日間の出演を締めくくるのはもちろん「With you…」。この日はKazutoの発案で、ある仕掛けを取り入れる。熱烈なファンの中ではおなじみとなっている「マグロダンス」を曲の終盤に披露。Kazutoの好物であるマグロをテーマに、〈ファンと一緒に楽しめるダンス〉として生まれたこのコミカルなパフォーマンスに、日本から遠路を乗り越えやってきた一部のファンから黄色い悲鳴が。激しいロックチューンの中で、意外に愛嬌のある彼らのキャラクターも知らしめ、最後は「謝謝!」の声ともに生バンドとの大団円。両日にわたるトップバッターの役目をしっかりと全うした。

 二日目は他アーティストとのコラボは無く、純粋な実力勝負に挑んだ「EIGHT OF TRIANGLE」。ほとんどの観客が彼らを知らないという条件下ではあったが、確実に上海の地に大きな爪痕を残した。2015年の結成からKazutoとRayが支え続けた太い幹に、Neonという力強い新芽が吹き、“新たなエイトラの形”として鮮やかに花を咲かせようとしている。その美しさを皆が目の当たりにする日はそう遠くないはずだ。

PSYCHIC LOVER IV-BEST-

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けっこうメタルっぽいよ!

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