「制作が遅れてしまう要因は多種多様ですが、とにかく納期には間に合わせないといけない。進行がやばくなって、今いるスタッフだけで回せないとなると、制作会社さんは以前仕事をしたことがある、知り合いの知り合いなどといった伝手をたぐって、フリーランスのアニメーターさんたちに仕事を振りまくります。スケジュールに余裕があって、社内で回せればかからない原稿料が上乗せされることになりますし、特急料金も発生するでしょうし。クオリティー面を考えてもいい事は何もありませんが、TV局の放送時間は動きませんからね。

 そうやって制作進行が遅れがちという作品は、エンディング時のスタッフクレジットを見ると大体わかりますよ。通常、TVアニメ1話あたり2~3人ぐらいであることが多い“作画監督”が、進行がやばい作品になると6、7人、ひどいときは10人ぐらいに増えるんです(笑)。安定した制作スケジュールを貫く東映アニメ作品だと1人だったりするのに。あとは監督補佐や原画マンあたりも数が増えがちですね」(アニメ誌ライター)

 なお『sin 七つの大罪』第11話では、“作画監督”として11人もの名前が記されている。やはり相当ヤバイ状況だったのだろう。

 アニメーターやアニメ制作会社社員の薄給・ブラック労働ぶりは、さまざまなメディアで取り上げられ、すっかり常識となった感もあるが、一方で日本のアニメ市場は活況。「一般社団法人 日本動画協会」の「アニメ産業レポート2016」によれば、アニメ産業市場(ユーザーが支払った広義のアニメ市場)は15年には約1兆8,255億円で、過去最高を記録している。ただし、この数字はエンドユーザーが支払った総金額であり、アニメ関連のすべての数字をまとめたもの。

 アニメ制作・製作会社そしてアニメ業界市場(すべての商業アニメ制作企業の売上げを推定した狭義のアニメ市場)は、「日本動画協会」の統計が始まった02年に1,366億円を記録、その後05年に2,232億円まで数字をあげたものの、その後は数字を落として09年には1,457億円にまで落ち込んでしまう。10年から次第に数字は回復、15年には約2,007億円にまで回復はしているが、11年に全国419社であったアニメ制作会社は、15年には622社と約1.5倍にも増えているのだ。これでは、アニメーターやアニメ制作会社社員の待遇がなかなか上向かないのも納得だ。

 先述の東京商工リサーチの記事によると、アートランドは業務を停止しておらず、さらに会社を買いたいという声がけもあったとか。歴史ある制作会社の版権や歴史が散逸せず、アニメーターや社員がアニメ制作を続けられるよう、事態が推移することを期待したい。

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