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黒沢氏のGoogleマップのスクリーンショット。ピンが自販機の位置を示している

――「まだあるんだ」と気になるのはわかりますが、そこでちゃんと調べよう、と思われたのはなぜですか? きちんとしてないと気になるとか、情報を集めたいというコレクター気質なところがおありなんですか?

黒沢 ああ、それはありますね。普段は編集・ライターとして昭和ネタのコラムを書いたり、昔のマンガを複刻したりしていますし。関連書籍も多数集めていまして、一度、アパートの床が抜けたこともあります(笑)。

 書籍で床が抜けたとき、モノを集めるのはやめて、ドライブが好きだから色んなところを巡ってみようかなと考えていた際に、自販機を見つけたんです。これだったらデータが増えるだけですから(笑)、ちょうどいいかなと。

 もうひとつ、これは2009年ごろですが、ある雑誌で懐かしい昭和についてというようなテーマでコラムを書いていたんです。毎回担当編集と話しながらテーマを決めていたんですけど、ある時「エロ本自販機の話なんてどうですかね?」「いいですね」となって。1回記事を書いたことがあるんです。

 その際、1度エロ本自販機を探したんですけど、当時は今ほどネット上で情報を見つけられなくて、それが心残りだったんですよね、ちゃんと探せばもっとあったんだろうと少し気にはなっていたんですが、特に調べてみたりはしなかった――という状態が長く続いて、ようやく最初のお話に戻るんです。再開したのは14年1月ごろ。久しぶりに自販機を探し始めたら、すごくネットでの情報収集がやりやすくなっていまして。

――やはりSNSの普及が大きかったんでしょうか?

黒沢 それもありますが、大きいのはGoogleのストリートビュー。現地に行く前に大体の状況がつかめるので、情報だけつかんで現地に行ってみたら撤去されていたとか、情報が間違っていた、という空振りが極端に減りました。

自販機探しは『Pokemon GO』と通じていた?

――とはいえ、かなり手間暇がかかりそうです。再開した14年1月当時は趣味だったんですよね?

黒沢 コラムぐらいには書きましたけど、基本的には趣味ですね。仕事を終えて、帰宅してからコツコツと調べて。調子がついてくると、一晩で何カ所も見つけられたりするんですよ。だから、今日はあと5カ所見つけるまでがんばろうとか、ノルマを課して、あと1個見つけるまでは寝ないぞ! みたいな(笑)。現地に行って、実物を見つけられるとやっぱりうれしいですし。

――『Pokemon GO』みたいですね、情報を集めて、現地に行って、見つけ出すという楽しみ方が似ているような。

黒沢 ああ、そうですね! ポケモンを集めるのと同じですよね、1個見つけたら、また次、また次となっていく。あのコレクション感覚は似ていますね。

 ゲームもそうだと思いますけど、加速度的に見つけるペースが上がっていくんですよ。コツをつかむというか、「この辺にありそうだな」というあたりをつけるのに慣れていくんです。その過程でどんどん見つけるという行為も楽しいし、現地に行ってみて、「こんなところに自販機が?」という予想外のことに直面したりするのも楽しくて。

――趣味としての「自販機探し」の楽しさはなんとなくわかりました。では書籍化に至った経緯は?

黒沢 以前、やはり今回のようにぼくが出した本について双葉社の雑誌で取材を受けたことがあるんですが、その時、記事を書いてくれたライターさんに「実は今こんなことをしているんだ」という話を少ししたんです。ブログにでもしようかな、みたいな感じで。

 そしたらそのライターさんが双葉社の編集さんに話をして、編集さんから電話がかかってきましてね。「黒沢さん、それ、うちから本を出しましょう!」と。そんなわけで書籍化することになったのが15年の頭ぐらいだったでしょうか。当時はまだまだ取材すべき場所も残っていたので、発売も4回ぐらい延期しているんです。

 このご時世に、こんなに厚い本を出させてくれて、ありがたいことです。ただ、まだ載せられていないところもありますし、もっと別の写真も掲載したかったという思いもありますね。自分が最初に現場へ行ったときの衝撃を、なかなか表現しきれなかったなと。充実感はもちろんありますし、情報量を詰め込めるからといって、ウェブ媒体がいいかというと、単純にそうでもないので難しいんですが。

消え行く昭和のエロに思いを馳せて…『あの日のエロ本自販機探訪記』著者インタビューのページです。おたぽるは、ホビー書籍エロ本自販機全国版 あの日のエロ本自販機探訪記双葉社黒沢哲哉の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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