6月1日、突如、明らかにされたスタジオジブリの「ジブリパーク」建設計画。気になる場所は、2005年に開催された愛知万博の跡地、「愛・地球博記念公園」(モリコロパーク)。敷地内には『となりのトトロ』に由来する「サツキとメイの家」が残されていることもあり、まず「トトロのふるさと村」を造るとのこと(記事参照)。


愛知以外にも「ジブリパーク」誕生の可能性はあった!? 狭山丘陵の「トトロの森」、幻となった福岡の「トトロの街」とはの画像1
画像:「トトロのふるさと基金」公式サイトより

 早速Twitterでは「こんなジブリパークは嫌だ」などのハッシュタグのもと大喜利が展開。「押井パーク」のハッシュタグでの大喜利も散見された(「フードメニューは立ち食いソバのみ」などと、「押井守作品あるある」で盛り上がっていたが、押井監督が愛知万博のパビリオン「夢みる山」におけるテーマシアター「めざめの方舟」の総合演出を務めたことに触れる人は少なかった)。

 それはさておき、宮崎駿監督はナショナル・トラスト運動「トトロのふるさと基金」の顧問を務めていることでも知られる。「トトロのふるさと基金」は、名作『となりのトトロ』に登場する風景のひとつ、東京都および埼玉県の西部に広がる狭山丘陵を、「トトロの森」として順次取得して保護している。愛知万博の開催テーマが「自然の叡智」であったことを考えると、「ジブリパーク」も趣旨としては共通する。

 この「ジブリパーク」は現在の土地をそのまま活かし、新たな施設はパビリオンの跡地10箇所に建設されることになるそうだ。「トトロのふるさと村」以外に、どのような施設が造られることになるのか。詳細が明らかにされていけば、Twitterでの大喜利は今回よりも落ち着いたものになりそうではある。

 最近の宮崎駿監督と地方における関わりをあげると、沖縄県・久米島で、子ども向け交流施設「風の帰る森」の約3億円の資金をかけて建設中。

 数は少ないものの、この沖縄以外でもジブリの過去作品のロケ地(物語の舞台、モデルになったもの)などではない“福岡”で、宮崎監督が携わるはずだったとある企画が実現し損ねたことを覚えている人もいるだろう。

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