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Facebook上で知り合ったリンちゃんとモギさんは、国際遠距離恋愛を始めることに。

 やっぱり、かわいいは最強だった!! 日本&台湾の合作映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』のヒロインを演じているジエン・マンシューが超絶かわいい。天真爛漫な笑顔にモデルのように細い手足をばたつかせながら、惚れた男へ一直線に突っ走っていく。こんな一途な女の子に慕われて、心動かされない日本男児はいないっしょ。

『ママダメ』は、Facebook上で知り合った台湾の女の子・リンちゃんと恋に奥手な日本男性・モギさんとの実録ラブストーリー。2人が知り合ったのは、2011年3月に起きた東日本大震災がきっかけ。栃木県在住の会社員・モギさん(中野裕太)は震災の影響で自宅待機している間、台湾から義援金が送られてきたニュースを目にする。台湾が親日国だと知ったことから、モギさんは台湾で日本語を学ぶリンちゃん(ジエン・マンシュー)とFacebookで友達となり、チャットでのやりとりを始める。

 リンちゃんは日本のドラマやアニメがめっちゃ好きで、大学では日本語を専攻するほど日本カルチャーに惚れ込んでいる。震災で直接被害に遭ったわけではなかったモギさんだが、街では計画停電が続き、どうも気分が晴れない。そんな中、リンちゃんが毎日送ってくる元気はつらつなメッセージが楽しみになっていく。GWに男友達と連れ立ってタイ旅行したモギさんは、その帰りに台湾で一泊することに。待ち合わせ場所に現われたリンちゃんは、モギさんを見つけて全力で走ってくる。ヤバい! Facebookにアップされている画像よりも、生のリンちゃんのほうが断然かわいいッ。リンちゃんの案内でめぐる台北観光は、モギさんにとって、またリンちゃんにとっても忘れられない1日となる。

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台湾で年頃の男女がバイクに2人乗りすることは、ラブラブな関係であることを意味するらしい。

『ママは日本へ嫁に行っちゃダメ──』という題名から、リンちゃんのママ(ワン・サイファー)は日本人に対して嫌悪感を抱いているのか、福島原発事故の余波が2人の恋路を阻むのか? いろいろと身構えて観ていた『ママダメ』だったが、そーゆーのはまったくなし。リンちゃんママは、単にかわいい長女を外国へ嫁に出すことに躊躇しているというレベルの問題。民族間や国家間の軋轢は関係なし。また、原発事故のことを気にすることもなく、リンちゃんはキャッキャッと日本にやってきては、モギさんと一緒に各地の観光スポットを訪ねて回る。大学の卒業祝いにモギさんが豪華な花束を贈ってくれたことから、もうリンちゃんはモギさんひと筋。恋に一途なリンちゃんの瞳には、暗い影は微塵もない。Facebookで知り合ったモギさんに200%の愛情でぶつかっていく。

 かつての台湾映画は『悲情城市』(89年)、『クーリンチェ少年殺人事件』(91年)のような歴史や社会の歪みを感じさせるイメージがあったけれど、時代もずいぶんと変わりました。そもそもクレジットをよく見たら、『ママダメ』を撮った谷内田彰久監督って日本人だし。谷内田監督は 大阪芸術大学映像学科を卒業しており、奥さまは韓国籍で、今は夫婦ともに韓国で暮らしているらしい。恋愛パワーで国際結婚しちゃいました、外国での生活は新鮮で、チョー楽しいです! そんなポジティブさが『ママダメ』からも溢れ出している。

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