【劇場アニメレビュー】心地いい音楽と演出に酔いしれろ! 湯浅政明入門編にも最適な『夜は短し歩けよ乙女』の画像1
『夜は短し歩けよ乙女』公式サイトより。

 正直に告白すると、かつて湯浅政明監督作品が大の苦手であった。それは彼の商業映画監督デビュー作『マインド・ゲーム』(2004年)を見たときの生理的拒絶感とでもいうか、作品としての質の高さを認めるのはやぶさかではないものの、あの濃密かつサイケな映像の洪水に押し流されそうな圧迫感を覚えたからである。

 その後も彼が手掛けたTVアニメーション・シリーズ『ケモノヅメ』(06年/WOWOW)や『カイバ』(08年/同)を見ても苦手意識は薄れず、徹底して自由な才覚で突っ走り続ける彼の映像センスは、作っている本人や仲間たちは気持ちよさげだが、はたから見ると暴走族の走りを目の当たりにしているかのような強迫観念すら芽生えていたほどであった。

 しかし、そういった苦手意識がようやく解消できたのが、10年のTVアニメ・シリーズ『四畳半神話大系』(フジテレビ系)で、原作:森見登美彦による独自の内面的自意識過剰宇宙ともいえる世界観とキャラクター原案:中村佑介によるあっさりとした中にも艶のある登場人物たちが、それまで過剰に「暴走」し続けていた恐怖(?)の湯浅演出を「疾走」の心地よさに転じさせてくれたような、そんな好印象をもたらしてくれていたのであった。
 不思議なもので、一度こうなると彼のかつての旧作群も、見直すと実に心地よく映えてくるもので、一方で松本大洋原作のTVアニメ『ピンポン THE ANIMATION』(14年/同)も個人的には苦手な絵柄ながらも十分楽しめる快作たり得ていた。

 そして今年、湯浅政明監督の新作劇場用アニメーション映画が2本立て続けに公開される。

 4月7日公開の『夜は短し歩けよ乙女』と、5月19日公開の人魚と少年の心の交流を描いたファンタジー『夜明け告げるルーのうた』。

 今回は前者をレビューさせていただくが、実は双方とも傑作であり、快作であり、怪作であり、そして必見作であることは、最初に強調しておきたい。

『夜は短し歩けよ乙女』は『四畳半神話大系』と同じ森見登美彦原作小説の映画化だが、京都を舞台に据えての世界観は『四畳半~』の発展形といってもよく、スタッフもキャラクター原案の中村佑介はもとより脚本・上田誠、音楽・大島ミチルなど『四畳半~』の面々が再結集。キャラクターにしても、樋口師匠や羽貫さんなど『四畳半~』の面々が登場するし、主人公となる天然女子大生“黒髪の乙女”をひそかに恋する“先輩”も、一見『四畳半~』の“私”と同一視しても差し支えないほどだ。

(もっとも“私”の声が浅沼晋太郎であったのに対し、“先輩”は星野源が担当。また眼鏡の形状や、髪の生え際も左右異なるので、やはり別人と捉えたほうが賢明か。いや、先輩の妄想の中に登場するもう一人の自分“ジョニー”の声を、『四畳半~』同様に檜山修之が演じているし……。何だか迷宮の中に入り込みそうなので、このへんでやめておこう。ま、TVと映画、パラレルワールドということで)

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