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『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』公式サイトより

『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』(2006年)で声優陣がリニューアルされてから『映画ドラえもん』シリーズも早10年経ち、さすがにもう今のキャストの声に慣れ親しんで久しいものがある(というか、もう今の子どもたちにとっては現在の声が当り前で旧シリーズに違和感を覚える向きも出てきていることだろう)。

 私自身、実は今のキャスト陣の声はかなり気に入っていて、またアニメーション技術の進化とともにスタッフ・ワークも年々秀逸になってきている感があるだけに、特にここ数年の映画版は毎回楽しみにしているのだが、ただ昨年大ヒットした『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』のように、現在のシリーズは旧作のリメイクが多いのがやや気になるところ。

 原作者が亡くなっていることもあるかもしれないが、『映画クレヨンしんちゃん』シリーズのように原作のテイストを生かしつつ、毎回オリジナルで勝負しているものもあるのだから、そろそろ旧シリーズに遠慮することなく、現在のスタッフ&キャスト陣なりの、それこそドラえもんたちが毎回繰り広げる大胆かつ楽しい冒険を繰り広げていただきたいところ。

 その意味では今回シリーズ第37作(リニューアル第12作)『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は、単にオリジナル作品という域にとどまらず、リニューアル・シリーズとしてもっとも大胆な試みがなされているように思える意欲作に仕上がっていた。

 ストーリーは、真夏の暑さから逃れるべく、のび太たちがどこでもドアで巨大な氷山へ赴いて遊んでいたところ、そこで10万年前に凍ったと思しき腕輪を拾い、その謎を探るため南極大陸に赴くといったもの。

 実は映画版シリーズで南極を舞台にしたのは今回が初めてということだが、これがいろいろな意味でユニークな結果をもたらしている。

 まず今回は南極におけるのび太たちの冒険そのものに大きく焦点が絞られており、従来の映画版シリーズでよく出てくる「地球愛」だの「正義」だのといったメッセージ色は薄く、純粋なるSF秘境冒険活劇として屹立している。

 少しだけネタバレさせてもらうと、今回は敵がいないわけではないのだが、その存在は非常にあやふやなものでもあり、あまり正義VS悪のバトルといったテイストに傾くこともない。

 それよりも凍れる寒さの南極で、のび太たちはいかに前に進んでいくかといったところにスポットが当てられているのは、従来のシリーズにあったかどうか?

 作画もブルーを基盤とした氷河と、夜空の濃い青、そしてのび太たちのカラフルな衣裳との色のアンサンブルが素晴らしく、全体的に今回の作品、色彩設計が多大な効果を上げていることは強く強調しておきたい。

 もっとも、そのおかげで映画とシンクロしてしまうあまり、暖房が効いた映画館でないと、かなり肌寒く感じるかもしれない(簡単に言えば『八甲田山』(77年)を真冬に見ているようなものですかね)。その意味では本来夏休みに公開したほうが効果的な作品だったかも!? 実際、私などは鑑賞中に上着のジャンバーを羽織り直してしまったほどだ。

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