時には現実から撤退することも必要なのだ──ドラマ『東京タラレバ娘』第4話レビューの画像1
ドラマ『東京タラレバ娘』公式サイトより。

 昨年のヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では、タイトル通り、「たとえ逃げるようなことがあっても、生き抜くことが大事である」と語られていた。

東京タラレバ娘』(日本テレビ)第4話でも、「撤退!」という言葉が何度か聞かれた。一体“逃げる”とは、どういうことだろう。

 バレンタインの季節、倫子(吉高由里子)は街で、本命チョコを買い求める小雪(大島優子)に遭遇する。

 早速、香(榮倉奈々)に招集をかけ、3人で集まった場で、小雪は不倫をしていること、香は元カレのセカンドとして付き合っていることを告白し合う。

 そんな時、小雪は商店街の福引で、温泉ペア旅行券を引き当てる。妻帯者の丸井(田中圭)と行くことにした小雪。その夜、些細な行き違いで仲違いしてしまった3人。

 温泉旅行の当日、丸井のドタキャンで、小雪は一人温泉に行く。ちょうど、悩みを抱えていた倫子と香だったが、小雪の誘いで合流し、やはり3人でいることの良さを実感するのだった。

 倫子が「撤退!」と言ったのは3回。

 バレンタインで華やぐ街に居心地の悪さを感じた時、カフェで見知らぬ女性が婚約したとはしゃいでいた時、そして、一人焼肉をしていて、KEYと遭遇した時。いずれも、現実を突きつけられて、いたたまれなくなった瞬間だ。そんなことを経て、彼女は思う。

「私たちは夢と希望と引き換えに、何か重たいものを背負ってしまった気がする」

 今回の物語の中では、若い頃の自分と、年を重ねた自分の違いが浮かび上がっていた。

 確かに、年をとるにつれ、いろいろなことが重くのしかかってくる。しかし、それでも年を重ねることも悪くはない。

 なぜなら、その分、逃げることや、気晴らしになること、つまり「現実から撤退する」方法を多く覚えるからだ。

 倫子たちにとっての女子会は、まさにそれだ。

 倫子は言う「彼女たちがいたから、自分の人生は楽しかった」。そうなのだ、ともに夢を語り合い、励まし合った友人達も、いつの頃からか、お互いを慰め合い、ひととき現実を忘れる仲間になっていく。

 誰だって人生の重さに耐えかねてしまうことはある、そんな時こそ、現実から逃げ出してパーッと騒いでしまえばいいのだ。温泉に集まり、酒盛りをする3人のように、飲んで忘れてしまえばいいのだ。

 倫子とのKEYの会話も面白くなってきた。ドラマでは定番の「お互いいがみ合っていたのに、実は気になる」という関係性が見えてきた。プロデューサーの早坂(鈴木亮平)がいち早くそれに気付き、KEYも「そうかもしれない」と納得している。

 そして、今回の一番の小ネタは、倫子が2人とケンカをし、1人帰っていくシーンで映った看板。小料理「おひとり」とBAR「alone」これには笑わせてもらった。それから、倫子が訪ねた占い師役のいとうあさこもいい味を出していた。

 ストーリーの面白さと、細かなネタ、見ている者へのメッセージ、それがうまく噛み合って、ドラマが盛り上がってきていると思う。来週はどんなネタを見せてくれるか、楽しみに待ちたい。
(文=プレヤード)

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