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ドラマ『東京タラレバ娘』公式サイトより。

 ドラマには「しかけ」が大切だ。

 ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)には、様々な「しかけ」が出てくる。

 倫子だけに見える、タラ(声:加藤諒)とレバ(声:あ~ちゃん)のキャラクター、ショックを受けたときや、夢心地になったときのマンガ的な表現など、それも見どころの一つになっている。

 KEY(坂口健太郎)と一夜を共にしたものの、彼の本心がわからず悶々とする倫子(吉高由里子)。仕事で行った制作会社のロビーでKEYと再会する。

「どうも」とそっけなく挨拶するKEYに、「私のことどう思っているの?」と聞けず、「ど、どうも」とうろたえるだけの倫子。相手の気持ちを図りかね、ますます考え込んでしまう。

 そんな頃、親友の小雪(大島優子)には、運命の人が現れる。ふとしたことで出会った年上の男性、丸井(田中圭)に、すっかり心を奪われてしまったのだ。

 出会った翌日、2人で飲みに行った席で、小雪は丸井が妻帯者で、奥さんとは別居していることを告げられる。

 一方、意を決してKEYを探していた倫子は、見つけたKEYの前で声を掛ける。

「……どうも」

 その最初と、最後の「どうも」のセリフが実にしかけが効いている。

 最初の“不安でどうしたらいいかわからない気持ち”から、“覚悟を決め、きちんと相手と向き合う気持ち”への変化が見られる。吉高由里子の演技の上手さでもあり、脚本の妙でもあろう。

 思えば、このドラマ、このようなちょっとしたこだわりが随所に見られる。

 倫子や香(榮倉奈々)が落ち込んだ時に「よし……死のう」とつぶやき、残りの2人が止めるシーンとか、LINEのやり取りをセリフにして「やってもうた」というときの声色とか、クスッとさせられる小技が散りばめられている。

 ともすれば湿っぽくなりかねない話を、見ていて楽しく演出できているのが、このドラマの面白いところだ。

一夜を共にした男女は「どうも」と言って再会した──ドラマ『東京タラレバ娘』第3話レビューのページです。おたぽるは、アイドル&声優芸能プレヤード吉高由里子坂口健太郎大島優子日本テレビ東京タラレバ娘東村アキコ榮倉奈々田中圭講談社の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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