『クズの本懐』第3話
『クズの本懐』公式HPより

 冒頭からアレですが、手コキが好きなんですね。

 若かりし頃、今から15年前くらいでしょうか。都内で手コキフーゾクがすごく流行った時期があったんです。風俗街のド真ん中からは少し外れたあたり、新大久保と大久保の間とか、池袋でも区役所周辺とか、秋葉原のガード下にもあったなぁ、そういうところのフツーのマンションや雑居ビルの一室が数部屋に区分けされて、ソファか座椅子が置いてあって、受付でAVを借りてその部屋の中で見るというシステムです。

 つまり「AVを見る部屋を貸す」というのが大義名分なんですが、後から女のコが入ってきて、しこしこしてくれるんですね。オプションを付けないと脱いでもくれないし、指一本触れることもできない。でも大人気。なぜなら、安いから。30分くらい入っていられて、その間の15分くらい女のコがしこしこしてくれて(15分ももたないけど)、相場は2,500円とか3,000円とか。どうやら法令に違反していたようで、一時期ほとんどなくなっちゃいました。

 それが最近、また増えだしているらしいんですね。もともとヘルスなんかで許可店として営業していた店が、安い手コキ店に業種替えをしているんだそうです。新規で業界に入ってくる女のコたちの負担も少ないし、回転もいいということで、復興してきているんですね。こんなところにも、不況の影響が見てとれます。以上、これからの「手コキ」の話でした。

 というわけで、『クズの本懐』第3話です。

 前回、花火(CV:安済知佳)の部屋に“お泊まり会”に来たえっちゃんこと絵鳩早苗(CV:戸松遥)が、思い余って花火にキスしちゃったところまでが描かれました。

 今回はまず、えっちゃんと花火の出会いから、そのキスに至るまでの過程が振り返られます。

 出会いは、高校受験の当日でした。満員電車の中で痴漢に遭ったえっちゃんを、機転を利かせて助けたのが花火だったのです。花火は、偶然同じ高校を受験するえっちゃんの手を、高校に着くまでずっと、握っていてくれました。

 それが、えっちゃんの初恋だったんだそうです。このときまで、えっちゃんは自分がレズであるという自覚さえありませんでした。

 その後、親友として振る舞い続けてきたえっちゃんでしたが、お泊まり会でひとつのベッドに収まると心臓がドッキドキ。自分と同じシャンプーの匂いがする花火に大欲情。「えっちゃんの好きな人、どんな人?」と目の前で声を漏らす花火のくちびるに、辛抱たまらん! と、むしゃぶりついてしまいました。

 もちろんこれは『クズの本懐』ですので、「ちゅっ」という、かわいらしいキッスではありません。初手から「ハムッ」と食らいつき、舌を差し込んでかき回すと、一旦は糸を引いて離れたのに、再び「むぐぐぐ」といきます。興奮しきりのえっちゃん、勢いで花火のマウントを取ってしまいました。

 ここでエメリヤーエンコ・ヒョードルだったら間髪入れずに鉄槌を落とすところですが、えっちゃんが花火の顔面に落としたのは、涙でした。

 入学以来、ずっと花火のことを見てきたえっちゃんだから、見抜いていたんです。花火は麦(CV:島崎信長)と付き合っているけど、そんなに好きじゃないこと。好きなフリをしていること。ぽたぽたと落涙しながら問い詰めるえっちゃんに、花火も白状してしまいます。

「好きな人がいるの──」

 花火にとって麦はあくまで、大好きな“お兄ちゃん”こと鐘井鳴海(CV:野島健児)の代わり。お兄ちゃんが自分を好きにならないから、麦といる。それは到底、えっちゃんが納得できる答えではありませんでした。

 親友からの涙ながらの告白が、花火の心に重くのしかかります。まるですべてを黒く塗りつぶすように、頭の中に闇が広がっていきます。それでもこんな日曜の昼下がりに行く場所は、受け入れてくれる相手は、麦しかいないのでした。

 一方そのころ、麦はお昼寝中。中学時代の初体験の夢を見ています。華奢でボーイッシュなJCが紫のブラから巨乳をこぼれさせ、JCとは思えない身のこなしで麦のくちびるから首筋、乳首を舐め上げていきます。いいんでしょうか、JCのこんなシーン、BPO的に大丈夫なんでしょうか。非常に心配ですが、目を覚ました麦の股間は大丈夫ではありませんでした。朝勃ちならぬ、お昼寝から覚めたあとの昼勃起でフルボッキだったようです。

 さらに大丈夫じゃないことに、部屋に花火が立っています。カギが開いていたから、勝手に入ってきたそうです。花火は麦のチンコが勃っているとも知らず、ベッドに入ってきます。比較的深刻な悩みの中にいる花火と、淡い青春の情事に思いを馳せながら勃起している麦が、同じベッドに入っているのです。

 はい、ようやく辿りつきました。お待ちかねの手コキです。

 勃起チンコに興味津々の処女・花火に、「触って……」と麦。彼にとって花火は、憧れの茜先生(CV:豊崎愛生)の代替だったはずですが、思い浮かべるのは夢の中で再会セックスしたJCパイセンでした。そして、このまま行為を続けることをためらいます。

「止まんなくなるし、絶対」

「いいから、止まんなくなってよ」

 花火は麦に、「止まんなくなってほしい」と思っています。

「麦といると安心する」「麦のこと、好きになりたい──」

 決して触れられないお兄ちゃんを思いながら、花火のまぶたのすき間からとめどなく涙があふれます。

 そして麦のチンコのすき間からは、精子があふれたのでした。

 その後、賢者タイムの2人はファミレスへ。茜先生が若い男を連れて現れます。花火はすぐに茜先生とその男の関係を見破りますが、麦は「恋は盲目」状態。「ただのカテキョの生徒だろ」と……。

 お兄ちゃんへの思いは届かない。こんなに簡単に触れられる麦でさえ、分かり合うことはできない。花火の心が、また黒く塗りつぶされていきます。

 翌日、茜先生は昨夜と同じ服を着ていました。ふわりとなびく髪からは、かすかにタバコの匂いがしましたとさ。どうやら、この清楚で可憐な美人教師さん、ビッチだったようです。そうだったの!? JKも好きだが、ビッチも大好きだー!

 と、前回までのレビューで、「花火の行動原理が理解できない」とさんざん書いてきました。しかし、ふと気づいたんですね。じゃあほかのJKの行動原理を理解したことがあったかな、と。どっかのリア充JKと、心を通わせたことがあったかなと。

 ないわー。まったく記憶にないわー。

 というわけで、もうね、『クズの本懐』レビューは理解できる範囲で書こうと思います。なんだか深刻に泣いたり、恋したりしてるらしいということくらいしか、間もなく40歳になろうとするお腹の出たおじさんである筆者には理解できません。

 でも、手コキの気持ちよさはわかるよ! 今回の花火みたいに、初々しく、男のチンコに慣れてない女のコたちが、不器用にしこしこしてくれるのが、あのころのそういうお店のウリだったんだよ!

 実際には、女のコたちは「速くイケヨー」って感じで、わりと乱暴だったり必要以上に手技が卓越していたりしていたので、今回の花火ちゃんの感じでしたら6,500円くらい出してもいいなと思いました。では、今回はそんなところで。
(文=新越谷ノリヲ)

クズの本懐

クズの本懐

原作はこちら―

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