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『めしぬま。(1)』(徳間書店)

 名作『孤独のグルメ』(扶桑社)が、短命雑誌「月刊PANJA」で連載されていたのは、1994年から1996年にかけて。そろそろ、日本社会が「なにかヤバいことになっている」という雰囲気はあるものの、まだまだバブルの余韻が消えてはいなかった。

 それゆえにか『孤独のグルメ』は、誰も注目してなどいないマンガであった。そんな作品が、今や名作として多くの支持を集めているのだから、世の中は不思議なものである。

 今や『孤独のグルメ』の後を追う形、蘊蓄もいわずただただ食べるだけの食マンガは次々と登場している。あみだむく『めしぬま。』(徳間書店)は、そうした作品の中に忽然と姿を現した秀作である。

 まず読者に対して攻撃的にアピールをしてくるのが表紙のイラストだ。独特のタッチの絵は、食べているカツ丼がまったく美味そうには感じさせない。むしろ、なにかを超越したヤバさを感じさせるのである。このヤバいくらいの恍惚感こそが、作品のウリなんである。

 主人公の飯沼は、凡庸なサラリーマンである。会社では「いいぬま」なのに「めしぬま」と呼ばれてしまうような存在なのだ。そんな彼は凡庸なりに仕事に追われて日々忙しい。そんな男の昼食や残業中のメシ、残業後の閉店間際のメシなどが、この作品に登場するのである。

 この作品で描かれているのは『孤独のグルメ』でも描かれた、食べている時の救われている感覚である。飯沼はわずかな昼休みの時間に、大急ぎで啜った天ぷらそばでも恍惚を味わい、一時救われた感覚になるのである。

 そして、いかなる食事であっても後悔をすることがないのだ。

『孤独のグルメ』においては、五郎が食事の後に後悔するのが定番ともなっている。対して、この作品は一切の後悔がなく、すべて飯沼が満足しているという点が新しいのである。

 しかも、この飯沼の恍惚感は周囲の人をも巻き込んでいく。女性はセクシーさを感じるし、店員たちも思わず見とれてしまう。食べることに対する度を越えた幸福感を、飯沼は存分に味わっているのだ。

 おまけに、この男は食べる量もとんでもない。馴染みの定食屋では店に迷惑なほど、ご飯のおかわりを繰り返すのだが、その食べっぷりゆえに店も決して口を挟むことができないのだ。

『孤独のグルメ』が人気になって以降、様々なマンガ家が、食マンガに挑戦してはきた。そうした中でようやく登場した、ポスト『孤独のグルメ』ともいえる作品ではないかと、思った。

 それくらいの迫力が、この作品にはある!
(文=是枝了以)

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