2017年1月11日(水)からアリスインプロジェクトの舞台『真説・真夏の銀河に雪のふるほし』が上演される。それに先立って、12月24日、東京にて公演記者発表会が行われた。

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『真説・真夏の銀河に雪のふるほし』は、アリスインプロジェクトの2017年1月公演として上演が決定したもの。本作は、12年の春に東京で上演され大きな評価を得た人気舞台『まなつの銀河に雪のふるほし』の再演となる。今回、頭に“真説”と付くのは、登場人物も増え、大きくリニューアルされたため。演出は、初演時と同じく、劇団6番シードの松本陽一氏。持ち味であるスピード感あるストレートプレイと切れ味の良い演出で、SFガールズ演劇の最高峰を目指す。人類が衰退した未来の地球を舞台に、仲間を救うため、大気圏脱出とロケット打ち上げを図る少女たちの情熱的なドラマが展開する。

 出演は本作品が初芝居初主演となる元AKBチーム8の山本亜依、神原れおな、 リンクSTAR‘sの彩川ひなの、『アリスインデッドリースクールPARADOX』の橙沼霧子役を好演した岩田陽葵、TVアニメ『アイカツスターズ!』AIKATSU☆STARS!の堀越せな、アリスインアリスからは鶴田葵、そして、ゲストに元SKE48の梅本まどか、AIKATSU☆STARS!の遠藤瑠香など今回も女性キャストオンリーの総勢30名。

 初演でも演出を担当した松本陽一氏は本作について、「10万年後の水没した地球という、ものすごいSF設定の中で、そこで暮らす少女たちが、がんばって未来のためにロケットを飛ばす、というSFかつ青春群像劇の物語です」と説明していた。「麻草作品の中で妙に好き」と語る松本氏は、「シンプルなストーリーでありつつ、生身の役者が演じるには難しい世界観がある。それをしっかりやり切ったら、お客さんにすごく感動をもたらす作品になるんじゃないかと思っています」と作品の魅力を語っていた。「脚本もかなりブラッシュアップされていて、より高いレベルの物語がお客さんにお見せできるのではないかなと思っています」とのこと。

 稽古場の雰囲気について聞かれて「うるさいというくらいしかないです」と笑いを誘っていた一方、「真面目にコツコツと作っています。短いシーンでも丸一日かけてじっくり作ることもあります」と丁寧な芝居作りがされていることが感じられた。

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主演・木在奏役の山本亜依。

 主演・木在奏役の山本亜依は、今年5月にAKB48チーム8を卒業し、本格的に女優の道を目指すと決めた。今回の舞台でも主演を務めることに前向きな姿勢を見せている。15日には自身のTwitterで「日に日に少しずつ課題が克服できている気がして嬉しい!木在 奏は天真爛漫で、元気で考えるより先に行動するタイプの女の子。自分に似てるなと思う部分がいくつかあってお芝居をしていてすごく楽しいです。もっともっと頑張るぞ!!」と語っていた。

 この記者発表では「私自身、この舞台が初めての舞台でして、舞台の“ぶ”の字もわからないところから始まって、不安でいっぱいだったんですけど、稽古も進んできて、毎回稽古場でみんなの顔を見ることも、演技指導をしていただくことも、楽しみになってきています。寝ても覚めても、この舞台のことばっかり考えてます」と演じることに集中して毎日充実している様子がうかがえた。「観に来ていただく方のために、誠心誠意、自分の気持ちを全部のせて頑張りたいです」と作品にかける強い想いを語っていた。

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水無光役のさいとう雅子。

 水無光役は初演でも同役を演じた、さいとう雅子がつとめる。しかし、いざ台本を開いてみるとまったく違う筋書きになっていて驚いたようだ。「同じ役なんですけど、また違ったものを見せられるんじゃないかと思います」。初演を見た人にとっては、その違いを楽しむという楽しみ方もありそうだ。

 さいとう雅子は、アリスインプロジェクト『戦国降臨GIRL』(12年12月)で主演・織川百華役を演じ、その後も『アリスインデッドリースクール オルタナティブ」(13年3月・青池和磨役)、『戦国降臨ガールズ』(13年7月・織川百華役)、『名探偵はじめました(13年10月・浦川湖春役)など、アリスインプロジェクトの舞台でも馴染み深い。また、今月上演されたBobjack theaterの『ノッキン オン ヘブンズ ドア』でも好演した。ちなみに彼女は『アリスインデッドリースクールビヨンド』で橙沼霧子役を演じているのだが、今回共演する、岩田陽葵は『アリスインデッドリースクールPARADOX』 で同役を演じていて、今回「ダブル霧子」が揃う形となっている。

 今回、最後まで配役が決まっていなかった水無光役に、さいとうが抜擢され、後から稽古に参加することとなった。(未来の地球ではあるが)「学園ものということで、キャストのみんなの仲が良くて、この中に入れるのか」と心配になったようだが、「みんなの仲が良いということで、この作品がより良いものになっていくんじゃないかと思っています」と語っていた。

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睦月遥役の神原れおな。

 神原れおなは、映画『武蔵野線の姉妹』や『リアル鬼ごっこ4』『Not Found~マネージャーNさんの動画』、そして来年公開の『ガールズファームEP1』など映像作品への出演も多い。
 
 その一方で、 「アリスインプロジェクトの舞台に出るのは5年ぶりです。お芝居するのも久々で、とても緊張します」とも語っていた。アリスインプロジェクトの舞台には欠かせない踊りや歌の要素も、「久しぶりですが、すごく楽しみです」と前向きに取り組んでいる様子がうかがえた。

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アンナ・クリストフ役の彩川ひなの。

 12月13日、脚本の麻草郁氏のTwitterによると、アンナは「正体不明、年齢不詳、謎に包まれている。しかし、何を考えているのかは、一番わかりやすいのでは?」。記者発表会の日、彩川から、役柄について「いたずら好きで、わがままなデータスフィア端末という、だいぶ変わった役柄なんですけども、ひなにしか出来ないアンナちゃんにしたいと思っています」と語っていた。役柄上、山本亜依が演じる木在奏とぶつかることが多いらしいが、本人同士は仲が良いそうだ(彩川いわく、山本とはキャストの中で一番はじめに仲良くなったとのこと)。

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習志野文(ならしの あや)役の岩田陽葵。

 習志野文を演じる岩田陽葵は、役について、「今までアリスインプロジェクトの舞台で、底抜けに明るい、テンションが高くてみんなを引っ張って行く役が多かったんですけど、今回は全然違った役をいただいたので、新しい一面を見せられるように頑張ってます」と意気込んでいた。

 過去のアリスインプロジェクトの舞台では、『ハイスクールミレニアム2015』の真剣勢見香織役、 『アリスインデッドリースクールPARADOX』での橙沼霧子役と、たしかにぶっ飛んだ役柄が目だった。しかし、岩田本人は普段落ち着いた感じのイメージで、むしろ本作での「優等生・習志野文」の方が合っているのではないだろうか。

 本作について、「会話劇で、ひとつひとつの台詞が長いです。学園ものなので、ひとつのシーンに出ている人数が多いんです。みんなで悩みながら作り上げていっているところです。一人一人に物語があって、悩んでいるものがあって、一人一人の想いを届けられるように頑張って行きたいと思います」と語っていた岩田。

 また彼女は、今年ミライピクチャーズジャパンで制作された映画『くらわんか』で、ヒロインの佐伯小夜を演じている。この作品はすでにクランクアップしているそうだ。恐らくは2017年中の公開が予想されるが、詳しくは映画の公式Twitter(@kurawanka)などをチェックしてもらいたい。

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アリスインアリスからは、鶴田葵が出演。アレクサンドリア軍曹を演じる。

 鶴田葵は、『ハイスクールミレニアム2015』で前村里美役を演じて以来、約1年ぶりにアリスインプロジェクトの舞台に帰ってくる。『ハイミレ』で共演した岩田陽葵や渡辺菜友とも舞台上での再会となる。稽古場の写真などを見ると、すでに溶け込んでいる感じがうかがえる。特に本作が初舞台というキャストにとっては、先輩として引っ張っていっている様子がみられた。

 鶴田は、今月初旬に武士道公演~冬の陣~「関ヶ原の爪痕」への出演を終えたばかり。時代劇から、10万年先の未来を描いたSF作品への出演と一気にタイムリープすることになるが、その変化もまた楽しみ。アレクサンドリア軍曹は、サイボーグ軍人の役とのこと。なかなか強そうだ。

 また、アリスインアリスのシングルCDには、この舞台のオープニングテーマ曲が収録されているので、あわせて楽しみたいところだ。

 脚本の麻草氏は、「17年はアリスインプロジェクトが7年目ということで、その1本目として再演していただくことが本当にうれしいです。アリスインプロジェクトの舞台でお客さんに伝えられるものは何だろうと考えてみると、観て、元気になって『よし、頑張って生きていくぞ』という気持ちになってほしいという気持ちが強かったです」とこれまでの軌跡を振り返った。10万年先の未来に生き残った人類を描く本作になぞらえて、アリスインプロジェクトの舞台が「生き残った」ことを噛みしめているようだった。

「これからも強く生きていくぞという想いを込めて9割がた書きなおしてしまいました」と本作の脚本について話すと、演出の松本氏からは、「10割ですね」との発言があり、笑いが起きていた。「同じ台詞は一言も残っていない」とのこと。唯一同じなのはロケットを発射するというシークエンスだけらしい。キャストが増え、観どころも増えているそうだ。「この作品を観て2017年を前向きに生きてほしい」と話していた。
 
 また松本氏は、「稽古が楽しい」と話していたが、この言葉にキャストの全員が強く頷いていた。それは、仲良く和気あいあいという意味ではなく、芝居を丁寧に作り上げていく、ひとつひとつの工程が「楽しさ」を生んでいるのではないかと感じられた。「やりがいのある作品なんだと思います」と語る松本氏の言葉に嘘はなさそうだ。多くの作品が生まれてくる中、新しい年の初めに観るには、間違いのないものになりそう。そんな予感がしてきた。
(取材・文:矢口 明)


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シングルキャスト。前列左から、彩川ひなの、さいとう雅子、山本亜依、神原れおな、岩田陽葵。後列左から。堀越せな、思春ももせ、樫村みなみ、結城ひめり、鶴田葵。

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ダブルキャスト雪組。左から、西田果倫、嶋村杏樹、横尾莉緒、豊川久仁、相良朱音、岡田花梨、音華花。
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ダブルキャスト星組。左から、金澤絹理、沖田桃果、有村まりあ、春野恵、栗野春香、新木美優、渡辺菜友、林田鈴菜。
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リル役の堀越せな。「いつもの自分とは正反対の役を演じるので頑張っていきたい」と語っていた。
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PGX2058役の樫村みなみ。「ロボット先生の役で、生徒がいっぱいいるので、場をひきしめられる存在になれればいいと思っています」と語っていた。
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倉敷葉月役の結城ひめり。「葉月は元気いっぱいの子なので演じていて楽しい」と初舞台ながら、演技を楽しんでいる様子がうかがえた。

■舞台『真説・まなつの銀河に雪のふるほし』
【日程】2017年1月11日(水)~15日(日) 全8公演
【劇場】品川:六行会ホール(250席)
【公式サイト】http://aliceinproject.com/
【TICKET】全席指定席 S席6500円(最前5列)A席5000円(6列目以降)

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ばっちりその目で。

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