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『ちびまる子ちゃん』公式サイトより。

 ビデオリサーチ社より、2016年11月7日~11月13日の視聴率ランキング(関東地区)が発表された。アニメ部門は1位『サザエさん』12.0%、2位『ちびまる子ちゃん』9.6%、3位『ワンピース』6.8%、4位『ドラゴンボール超』6.6%(4作全てフジテレビ系)、5位『名探偵コナン』5.9%(日本テレビ系)とお馴染みの作品が顔を揃えている。

 ここ最近の視聴率ランキングを見ると、実は『ちびまる子ちゃん』が大きく数字を持ち直していることがわかる。10月の初めから視聴率をあげていくと、10月2日は9.8%、9日は8.8%、16日は9.0%、23日は9.9%、30日は10.2%、11月6日は8.8%、そして今回発表された13日は9.6%となり、この7週の平均視聴率をざっくり出すと9.44%である。1990年の全盛期に39.9%を記録したことを思うと寂しく思えるかもしれないが、ランキングではほぼ『サザエさん』の次点である2位をガッチリキープしている。

 そもそも今年中盤、『ちびまる子ちゃん』はかなりの苦戦を強いられていた。8月は6.0%、4.9%、7.0%、6.1%とかなりの低水準だったのだ。もちろんこれは学生が夏休みに入っているという影響が大きいだろうが、15年の同時期は9.1%、8.0%、8.4%、5.5%(裏で24時間テレビが放送)、8.9%と、ここまで悪い数字ではなかった。

 だが、15年の夏休み明けは今年と同じように9%台が平均になるなど、今年ほどの爆発的な視聴率アップを見せていない。つまり今年の後半の『ちびまる子ちゃん』は、夏休みで減った視聴者が戻っただけではなく、明らかに視聴者を増やしているようであるのだ。

 確かにここ最近の『ちびまる子ちゃん』放送時の反響を見ると、例えば今月13日の放送回(記事参照)では「ちびまる子ちゃんこんないい感じのアニメだっけ……山田くん好きになったよ」「何年かぶりにちびまる子見たけど、こんないい話するアニメだっけ? ってなってる……良いお父さんだー!」「ヤバイ……ちびまる子ちゃんで泣いた……」と絶賛の声が続出するほど評価が高い。

 特に、しばらく『ちびまる子ちゃん』を見ていなかった人が久しぶりに見ると、そのクオリティの高さに驚いているといった感想が目立つ。『サザエさん』には笑いながらツッコむ声が多いのだが、『ちびまる子ちゃん』は純粋にストーリーを評価されている節があるようだ。

 ここから先、さらにもう一段階視聴率が回復し、2ケタが当たり前になる日もそう遠くないかもしれない。

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