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『古見さんはコミュ症です(1)』(小学館)

 最近話題になっていると聞く「週刊少年サンデー」の連載作・オダトモヒト『古見さんはコミュ症です』(小学館)。

 出オチ感満載の作品なのだが、これが話題になっているということは、人付き合いに悩んでいる人が多いってことなのだろうか。

 県内でも有数の進学校になぜか合格してしまった只野くん。そんな彼が出会ったのは、誰もが振り返る美少女・古見さん。寡黙で凜とした美少女の古見さんにはクラスメイトはもちろん、学園中の生徒から先生までもが、男女の別なく思わず目を釘付けにされてしまう。

 だが、実際の古見さんは寡黙でもなんでもなかった。単に他人とコミュニケーションを取るのが苦手だったのである。

 作品では「コミュ症」という言葉で古見さんを表現しているわけだが、実際はもっと深い闇を感じる。作中を見たところ、古見さんは家でも一言も発さない。そして、家を出れば、みんなが自分を悪意で見ているのではないかと怯えながら歩いているのである。一般人視点では「美しい」とか呟かれているのに、古見さんには、みんなが自分の悪口をいっているようにしか聞こえていないのである。

 どう考えても精神を病んでいるとしか思えない!

 そもそも古見さんが家庭でも無口だとか、親が買ってくれる携帯電話が今どきガラケーだとか、いろいろと闇を感じてしまう。

 リアルに、こんな業を背負っていたら、とても美少女になんてならないと思うのだが、やっぱりマンガというのは便利なものだなあ……と思うのである。

 そんな古見さんは、一言でも話そうとすると言葉にならない言葉しか話せない。その秘密を知ってしまった只野くんが「筆談」の結果理解したのは、古見さんが友達100人をつくることが目標だということだった。

 まったく没個性なのが特徴だが、人だけはいい只野くんは、それに熱心に協力をすることになるのであった……。

 だが、ここでさらに笑いを堪えきれない設定が。舞台となる高校は、進学校なのに面接重視で個性的な生徒を集めるのを目標にしていたのだ。つまり、友達にするにはクセのありすぎるヤツらばっかり。まず、只野くんが声をかけたのは、幼馴染みの長名なじみ。コイツも中学時代までは学ランだったはずなのに、今じゃスカートで登校している性別すら不明なヤツ。しかも、なじみの口から明らかになるのは、彼女(?)の持つ誰とでも仲良くなれる特殊能力を持ってすら、友達になれない古見さんは「合うと目が震える」ような恐怖の存在なのだという。

 なんか、個性がぶつかり合うというよりは、みんな闇の深い病を抱えているようにしか見えないのである。

 ホント、この作品が支持を集めているというのは、世の中がすべて闇深になっているような気がする……。一種の恐ろしさを感じる作品ともいえるだろう。
(文=是枝了以)

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