モノブライト出口博之の特撮自由帳(5)

 こんにちは、モノブライトのベース、出口です。
 全世界の特撮ファンが待ち望み、今後続く特撮史に深すぎる跡を残した『シン・ゴジラ』。ここ最近の特撮映画において類を見ない大ヒットの要因は、特撮ファンはもとより、これまで特撮怪獣モノ、ゴジラ映画を熱心に見ていない人の取り込みに成功したからだと思います。規格外の出演者の多さも話題になり、上映後の劇場で聞こえる会話で「あ、この人も出てた」「この人はどこで出てたっけ?」という部分もリピーター呼び込みの一助になっています。

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『シン・ゴジラ』公式サイトより

 日本中を巻き込んだ大ヒットではありますが、ただ冷静に見ると公開直後の『シン・ゴジラ』の動員推移は、「全国民が待ち望んだ待望の大ヒット作」のそれではなく、熱心なゴジラファンや庵野監督ファンというマジョリティではない「一部のファン」が劇場につめかける映画、というものでした。「俺たちの好きなゴジラ映画最新作だ! うれしい!」

 ところが、中身がとんでもなかった。

 専門用語が飛び交う高速な会話、圧倒的なカタストロフィ、現実の日本が直面してきた危機に置き換えられるリアリティ溢れる場面、などなど。
 他にも「とんでもない要素」はある。まだまだある。初見では到底処理できない情報量が2時間に詰め込まれている。先ほど書いた出演者の多さも過剰な情報の一部。暴力的な情報量の多さを目の当たりにした特撮ファン、庵野監督ファン(エヴァンゲリオンファンも内包)は、全員もれなく「やられて」しまうのです。どのような状況か説明すると「うぐぐぐぐぐ……」とうずくまった後に「……うわあああああ!」と、突然闇雲に全力で走り出したくなる気持ち。

 何がすごい、何が面白い、ではなく「とにかくすごい」としか言えない心理状況は、言い換えると圧倒的な不安に支配されているのと同じです。この「不安感」こそが、大ヒットのトリガーだったのでは、と思います。

 公開後、鑑賞したファンの人たちが不安を振り払うかのごとく「シン・ゴジラ評」を一斉に書かれます。
 あれは一体なんだったのか、この気持ちは一体なんなのか。言語化することで不安を分析に転換し、作品として「シン・ゴジラ」と向き合おうと試みるが、内容を思い返し、反芻することを拒絶するような情報量の前に、思い出すために再度劇場へ向かわざるを得ない。そして、もう一度「やられて」しまうのです。このスパイラルはSNSなどで伝播し「え? そんなに面白いなら行ってみよう!」と件の大ヒットに繋がった、ということです。

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

今度は延期しないといいなぁ

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