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『淫らな青ちゃんは勉強ができない』(講談社)

 ホント青春の暴走する妄想は最高だぜ。カワハラ恋『淫らな青ちゃんは勉強ができない』(講談社)は、優等生な美少女がひたすらエロ妄想を爆発させまくる、読者を悶絶させる一冊なのである。

 昨年9月、休刊した「月刊少年ライバル」の後継誌として創刊された「少年マガジンエッジ」は、誌名の通りとがった作品ばかりを掲載する雑誌。オタクでもなく、サブカルでもなく、独特の香りを放つ作品で構成されている同誌の中で、この作品はいわばお色気枠。

 作者のカワハラ氏は、昨年は、学校の統合で一緒に生徒会活動を行うことになったお嬢様とヤンキーを描く『春木屋さんはいじっぱり』(KADOKAWA/メディアファクトリー)を描いていました。この作品、面白いのだが、なぜかイマイチ作者が自分を抑えているような感触があった。

 ところが、今回の作品では作者が妄想全開でノリノリで描いているのが、丸わかり。なるほど、この作者お色気増量のほうが筆が走るタイプだったのかと納得した次第である。

 物語のヒロイン・堀江青は難関大学を目指して猛勉強中の女子高生。青春のすべてを学業に捧げているため男女交際など眼中にない。

 なぜ、彼女がそこまで熱心に勉強するかといえば、官能小説家の父親と離れて一人暮らしをしたいから。

 何しろ、彼女は名前の由来が「アオカン」。家はエロ御殿と呼ばれているし、父親は近所では快楽先生と呼ばれる有名人。「お父さん、くさーい」の上位互換といいますか、常にエロ全開の父親ととにかく離れたいのである。

 だが、常にエロ全開の父親の影響は彼女にも及んでいる。クラスの男たちは性欲の塊だと信じてやまないのだから。

 だが、その筆頭ともいうべき、読モもやってるイケメン・木嶋拓海に告白されたことで、勉強ばっかりの青春は激変する。

 フツーの女子なら「告白されちゃった、どうしよう」と悩むところが、父親が官能小説家ゆえに、まったく違うのだ。

 クラスの男子たちが「木嶋は絶対チン○でっけえ」と話しているのを聞けば、自分が快楽の虜に堕ちているところまで妄想してしまう。しかも、それを確かめたい衝動が止まらず巨根を確認しようとしてしまうのだ。

 そんな悩む娘を、父親はちゃんと導く。自分の小説を渡して、性癖を選べと。父親も酷いけど娘のほうも、それでスイッチ入って木嶋に調教されている妄想が止まらなくなってしまったり……。

 このように、次々と意図せずに過激な妄想のスイッチが入ってしまうのが、本作の笑うところである。作品を通じて考えたのは、前述した通り作者はのびのびと描いているのが感じられること。『春木屋さんはいじっぱり』の、萌え重視でちょっと失敗してしまった感に比べて、なんでこんなに面白いのか?

 相当な凄腕の編集者が担当についているのか? だとしたら、創作者にとって編集者の存在がいかに大事かを示す好例となるだろう。
(文=大居候)

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