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『ソフ倫ニュース』より

 もはやエロゲーも、買わずに楽しむものになっていくのか?

 CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が実施している『一般生活者調査報告書』が、業界の内外で注目を呼んでいる。

 先頃発表された平成28年度版の調査によればPCゲーム、すなわち一般作品と18禁作品を併せた市場規模は2015年には1,122万人とされている。前年の14年の1,076万人から増加していることになる。

 さらに遊んだゲームの内容を見てみると、有料パッケージの利用者は14年には7.5%だったものが、2015年には13.4%と拡大。基本無料のアイテム課金制のゲームは同33.3%から40.7%とこちらも伸びている。

 一方で、ゲームに使う金額は14年、15年ともに「なし」が最多。ただその数は14年には37.8%と4割近くまで及んでいたが15年には30%まで低下。一方で、3,000円未満が同14.3%から24.8%へ増。5,000円未満も7.8%から14%と増えている。

 PCゲームの人口増は、ブラウザゲームなどの基本無料ゲームが普及していることを示すものだろう。昨今、18禁ゲーム発のブラウザゲームも当たり前となり、ダウンロード販売を主とするタイトルも大幅に増加している。しかし、PCゲームでゲームする層を18禁ゲームに呼び込むには至っていない。18禁ゲームの業界団体であるソフ倫(コンピュータソフトウェア倫理機構)では、会員社向けの機関紙『ソフ倫ニュース』4月号で、この調査で実施された「今後のPCゲームのプレイ意向」の項目を取り上げ「PCゲームへの興味がありながら、自分にとって面白いゲームがないという潜在ユーザー層」が1,803万人存在していると推計。もし、この1,803万人が年額最低3,000円を使うと計算した場合、市場は年540億9,000万円増加、パッケージでは13.4%、72億4,806万円増となるとも記している。

 さらに『ソフ倫ニュース』では、そうした潜在顧客に対する問題点として「強力的な作品の不足」「発売日の延期」「店頭在庫量の減少」を挙げている。とりわけ発売日の延期については「ユーザーの失望感に繋がり、結果的に市場を縮小させることにもなりかねません」「発売日を延期されるなら、更にクオリティがアップした作品でないとユーザーからは支持は受けられないように思われます」とも記述。その上で現状では「潜在顧客層に対し、有効な手が打てない」として、業界全体に変革が必要なことまで記している。

 どうにも沈滞の続くエロゲー業界だが、それよりも先に変容しているのはエロゲー雑誌のほうだろう。昨年は『PUSH!!』(マックス)も休刊してしまい、いよいよ『TECH GIAN』(KADOKAWA)、『BugBug』(富士美出版)、『メガストア』(コアマガジン)の3誌が競い合う状況になっているが『TECH GIAN』では製作の大幅なリストラが行われたという話も。中小メーカーの担当者からは「新作情報を送っても掲載してくれなくなった」という話もあり、どうも人気タイトルだけを軸にした誌面構成へと転換をしている様子。

 対する『BugBug』は、低価格作品の情報まで細かく掲載しており、妙な住み分けが生まれているようだ。

 もはや、微減しつつ「昔はよかった」が当たり前になっているエロゲー業界には、何か起爆剤を生み出すことはできるのだろうか。
(文:ルポライター/昼間たかし http://t-hiruma.jp/

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