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『里山ごちそうスケッチ』
(sonno/KADOKAWA)

 食べ物マンガで可愛いヒロインが、美味しいものを食べて満足している姿が可愛い。あるいは、エロのレベルに達しているという作品が次々と登場している昨今。これは、もはや、何か一つのジャンルとして命名してもよいのではないかと思っている。

 そんな「○○(ジャンル名募集)」の極北的な作品が登場した。sonno『里山ごちそうスケッチ』(KADOKAWA)は、食べ物で完全エクスタシーしまくる作品だ。そのエクスタシーっぷりたるや、もはや何かヤバい薬をキメているのか。あるいは、ワライタケの類いでも混じっていたんじゃないかと思うレベル。

 物語は、山に囲まれた緑豊かな田舎が舞台。

 ここに引っ越してきた日下部杏は、ちょっと人付き合いの苦手な画家の少女である。そんな引っ込み思案な彼女だが、画家としては特異な才能を見せる。原材料を見ているだけで、そこから生まれる料理を、超具体的に想像できるのだ。それも、単に料理を想像するのではない。なぜか、ほっかほかのごはんもロールキャベツもすべて可愛い女の子に擬人化されて想像されるのだ。そして、杏は「箸のかわりに筆がすすむ」と一心不乱に絵を描く。

 そして、里山が見える風景から生まれるのは、おにぎりの山と擬人化された食べ物の楽しそうな風景。うん、最近の町おこしではものすごく需要がありそうな仕事である。

 絵を描いている最中の彼女は目を見開いて、よだれまで垂らす完全トリップ状態。まあ、田舎の人は「都会から来た人は変わってるな」くらいで済ますのだろう。

 そんな「理想の食材王国(ユートピアとルビが)」に引っ越してきた杏だけど、いくらユートピアでも現実の田舎の村。どんなにコミュ障でも、コミュニケーションと取らなくては暮らしてはいけない。いや、田舎なので頼んでなくてもズカズカと入ってくる。その役割の担うのが、偶然知り合った村の娘・及川リン。彼女に案内された清流でフキの葉をコップにして水を飲むことを教わった杏は、また涙を流し和服美人を妄想するのである。

 そして、この作品。ヒロインは食材に感動するだけでなく、自らも腕を振るう。腕も振るうけど、食材から出る湯気を見れば「夢見る湯気の女の子、湯気子」を描きだすのだから、妄想力は高すぎる。おまけに、山菜を煮ているだけで「いいにおい~」と完全にオーガズムの域に達してしまうんである。杏はえらい若いのに画家として田舎で暮らしているという設定。そんなに儲かるものかとも思うのですが、ここまで、妄想力と感動力があれば納得。テレビの取材で記者がお土産に渡したマカロンを制作中の作品の上に並べはじめた草間彌生先生レベルの画家なのだろうと、読んでいるほうが勝手に妄想が進行してしまう。

 食材から料理まで次々と擬人化される本作だけど、とりわけ舞茸を杏が「むちむちぽよぽよで優しそうなグラドルのイメージ」と表現する場面は、特に秀逸だと思った。

 しかし、作者のsonnoは、2人組のユニット名だそう。いったい、どんな打ち合わせの中で、こんな作品が生まれたんだ?
(文=ピーラー・ホラ)

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