2月11日より高崎市美術館(群馬県)にて「『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る-描線・コマ・キャラ~」が始まった。当展は昨年8月1日から9月23日にかけて、大分県立美術館にて開催されたことを皮切りに各地を順次巡回しているもの。

 昨年11月21日から今年1月24日までは北九州市漫画ミュージアム(福岡県)にて開催された。本稿では1月10日に実施されたトークイベント「田中圭一×伊藤剛『ペンが語る、画技のひみつ』」の模様をお伝えする。

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>「『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る-描線・コマ・キャラ~」より。
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田中圭一『神罰1.1』(イーストプレス)

 伊藤剛(マンガ評論家・東京工芸大学准教授)は監修、田中圭一(マンガ家・京都精華大学准教授)は技法解説を担当。田中は「手塚治虫の絵を真似ではなくタッチを描線のレベルから身につけて、手塚治虫が描いたことのないキャラクターを描く」(伊藤)ことで度々話題を集めているマンガ家。「何かしら絵でその人の持っているタッチの位置づけを解説するのは難しくもあり楽しくもあった」(田中)。


■分析しないとモノマネできない 太い線と細い線がどういう理屈で構成されているか

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田中圭一×伊藤剛「ペンが語る、画技のひみつ」全景

 田中の絵が手塚治虫風になったのは90年代半ば。「系統系列があるんで、途上にある作家を何人か模写してると元祖の作家に戻るはず」との持論を実践。「(以前に模写していた)『機動戦士ガンダム』などの安彦良和さんが虫プロダクション出身なんで先祖帰りさせるのは難しくない」と、体得するに至った。「ちばてつやさんも本宮ひろ志さんを描いてたんでそんなに難しくなかった」

 田中はその後「どこかのタイミングで、ある程度モノマネの域としてはいいけど、そこから上にどうやっていけるだろうとここ10年ぐらい悩んだ。ゼロ年代の半ばからスランプじゃないけど、さらにもう1段上に行かないとダメ」と気づく。「分析しないとモノマネできないし、トレースじゃないから。そのキャラクターがやってない表情とかポーズを描かないといけない」

 田中は手塚治虫の絵について「『ジャングル大帝』の頃に描いてたのは、ディズニーのような均質で太さが変わらない線で強弱がない。『リボンの騎士』あたりからメリハリやアクセントがついてきて、『るんは風の中』で完璧に太い線と細い線がまぜこぜになってる」と分析。

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展示から「田中圭一の着眼点! さいとう・たかを編」を用いて解説

 また「さいとう・たかをがGペンの抑揚を始めたところがある」と『ゴルゴ13』を例に「太い線と細い線がどういう理屈で構成されているかは線の外側と内側の距離であるのが分かる。輪郭は背景と頬とで距離があるから太い。顔の中で距離があるのは鼻の頭と頬だから輪郭の次に太いのは鼻。目の下側とか距離のないところは細くなる。その法則で描くとグレードアップしてマンガっぽくなるので覚えて帰られるといいかもしれない」と語った。

 一方で伊藤は、マンガと絵画とを大きく分けることができるポイントとして「一般的な美術の感覚で言うと輪郭線を描いちゃいけない。唯一輪郭がある日本画はフラット」と補足した。

死ぬかと思ったH 無修正

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念のため言うと、全年齢対象なので安心です

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