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『ヒモメン~ヒモ更生プログラム~』
(鴻池剛/KADOKAWA メディアファクトリー)

 働かない、家事すらしない、それどころかギャンブル大好きな重課金ゲーマーという“ヒモ男”と、それを更生させたいのに結局甘やかしてしまう女の(ダメ)カップルを描いたマンガ、それが「月刊コミックフラッパー」にて連載中の『ヒモメン~ヒモ更生プログラム~』(KADOKAWA メディアファクトリー)だ。

 作者は、『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』で「次にくるマンガ大賞 Webマンガ部門」第2位を獲得した鴻池剛。『猫のぽんた』では、自由すぎる猫・ぽんたに振り回される作者・剛の日常を面白おかしく描いて猫好きを悶えさせたが、『ヒモメン』は違う。帯の文句どおり、描かれているのは「猫も逃げ出すダメ人間」なのだ。

「バイトやめたら実家追い出されちゃったから住ませてくれ」と押しかけてきた彼氏・翔を、同棲=結婚! と、ついつい受け入れてしまった彼女・ゆり子。1カ月経ってもバイトを探す気配すら見せない翔に、ゆり子は「翔ちゃんのヒモ体質を治さないと未来はない……!」と決意、更生計画を始める。

 しかし、ゆり子が「仕事やめた」と嘘をついたり、せめて生活習慣を正そうと“ごみ捨て1回500円”の報酬制にするなど、あの手この手のいろいろな計画を試すも、すべて失敗。まったく働く気がなく、ヒモであることになんら恥じらいのない翔は、何をされても変わらないのだ。ゆり子のことが好きな男が現れ、いきなりプロポーズする瞬間を目撃しても、最初に思うのは「この家を追い出されたらどうしよう」。どこまでもすがすがしいクズとはこのことだろう。1巻の最後は、救いようがないセリフで締めくくられている。

 ゆり子もゆり子で、残高0円の通帳を見せた後に言われた「ホームレスになっても一緒にいよう!」という言葉にキュンとしちゃったり、2週間分の食費として渡した2万円をすべてスクラッチにつぎ込まれても、1等100万円が当たったら買うものリストにゆり子のための食洗機が入っていただけで許してしまったり(2万あったら買えるぞ?)。実にチョロく、美人で看護士という普段の姿とのギャップも可愛い。男なら、翔を“うらやましい!”と思う人も多そうだ。

 ここまで描ける作者自身も、相当のクズなんじゃ? と思ってしまうほど、読んでいると翔のクズっぷり&ゆり子の甘さにイライラしてくる。それなのに、最後まで一気に読み進めてしまうのは、見事なまでの“共依存”をテンポよくコミカルに描いているからだろう。まぁ、実際にこんなカップルがそばにいたら、速攻で別れさせるか、2人まとめて縁を切るか、どっちかだと思う。

 ちなみに、作者のHP(http://woodbook.xyz/)の過去のマンガに、安木という人物が出てくる。確実に翔のモデルはこの人なのだろうが……。こちらも併せて読んでみると、若干、翔が可愛く見えてくる、かもしれない。

(文:森野たぬき)

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