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『たんさんすいぶ』第3巻(講談社)

『SAMURAI DEEPER KYO』や『CODE:BREAKER』(ともに講談社)で壮大な異能バトルを描き、アニメ化も果たしている人気マンガ家・上条明峰氏が、学園モノ、しかも吹奏楽部で楽器の擬人化という要素まで盛り込んだ作品を送り込んできた! 主人公の滝進太郎は常に無表情で人相が悪く、彼の感情が読めるのは中学時代からの付き合いの山田京作くらいのもの。ジオラマ作りが趣味という、細かい作業が大好きな進太郎だったが、ジオラマ部もない高校でそれ以上に楽しめる部活を探していた。吹奏楽部に入部を決めている京作について音楽準備室に行くと、何やら風変わりな雰囲気。アレ? まだ練習始まってないの? と思いきや──。

 ホコリを被って錆びついたまま眠っていたサックスが、進太郎には一瞬女の子に見えた。吹部の先輩にサックスの掃除を半ば無理やり頼まれるが、細かい作業が大好きな彼は、進んでその作業を引き受ける。夜を徹して夢中になって掃除をする進太郎は、楽器が女の子に見えるのは自分だけだと悟り、次第に幼い頃に楽器が人に見える、話もできると言っていたことを思い出す。楽器との出会いを機に再び音楽を始めた進太郎に与えられたのは、ウン百万円の価値があるという幻の歴史的名器「マークVI」。進太郎はマークVIと共に吹部で活動することになる。

 異能バトルから離れた作品を手がけてもなお、上条節は健在。主人公は無口・無表情でも、吹部のメンバーのキャラクターは皆個性的だし、マークVIもその愛らしさに反して口の悪い関西弁だ。同じサックスパートの宮城さんとのギクシャクしていたが、それを乗り越えていく過程のドラマには感動させられる。実は進太郎の兄は、世界が認めるサックスプレイヤー・滝幸太郎。この兄弟の間には昔、何やら一悶着あったようだが……? マークVIを巡って物語は進むが、進太郎の過去と現在が入り乱れ、シリアスとコミカルが混在するハートフルな作品に仕上がっている。特にマークVIの小さな一人旅の回にはほのぼのさせられた。

たんさんすいぶ(1) (イブニングKC)

たんさんすいぶ(1) (イブニングKC)

サックス、最近マンガで良く見る

吹奏楽×青春部活×楽器擬人化!? シリアスでコミカルでハートフルな『たんさんすいぶ』レビューのページです。おたぽるは、マンガ&ラノベ作品レビューたんさんすいぶ上条明峰桜木尚矢マンガレビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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